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子犬のご飯とうんちの回数は1日何回が正常?2つの確認ポイント

子犬のうんち
生後1歳に満たない子犬のご飯の回数は、1日何回が正常なのでしょうか?食べ盛りなので、与えればどんどん食べてしまいます。

また、うんちの回数がいつもより多い、逆に少なくなった場合も心配ですよね?

どうすれば、あなたが飼っている愛犬にとって最適なごはんの回数・うんちの回数を判断できるのでしょうか?

そこで、生後1歳未満の子犬にとって最適なご飯の回数とうんちの回数を、一緒にみていきましょう。

※結論を先に知りたい方は、下の「もくじ」の(まとめ)をクリックしてくださいね。

今すぐ確認するべき2つのポイント

チェック
まず知って頂きたいのは「どんな子犬にも当てはまる、正しい1日の適正なフードの量やうんちの回数」は存在しないという事です。

飼育環境や運動量、生まれ持った体質、年齢、性別などによって異なります。個体差があります。

ですから、あなたの愛犬にとって最適な量や回数を把握してあげてくださいね。具体的には、以下の2つのポイントを確認してください。

【1】うんちの状態
犬のうんちの硬さ
これについては、ウォルサム研究所が発表している「ウォルサム糞便スコアチャート」が参考になります。

理想的な便はこのチャートのグレード1.5~2.5くらいです。

ウォルサム糞便スコアチャート
ウォルサム糞便スコアチャート
(出典:ウォルサム糞便スコアチャート http://www.promanage-pet.jp/carepoint/003/index.html)

ペットシーツや公園でウンチをしたときに、つまんで確認してください。耳たぶくらいの硬さであれば正常です。つまんでも形が崩れない程度です。

このチャートを参考にして、便の状態を確認してフードの量を調整してください。うんちの回数ではなく、糞便の状態を確認するわけです。

フードの量が多ければ軟便・下痢になることが多いようです。その場合は、フードの量を減らすか、ドッグフードの買い替えをしてください。

下痢は子犬の腸内細菌に影響を与え、成長が滞ったり、一生の健康問題につながることもあります。十分に注意してください。(参考:子犬の食事ってどのくらい? パート2 http://www.anihos.com/trivia/k=137/)
下痢する子犬

逆に、コロコロのうんちの場合は、もう少しフードの量を増やしてみましょう。もしくは水分が足りないのかもしれませんから、飲み水の量を増やしたり、フードを少しふやかして水分量を増やしても良いでしょう。

【2】ご飯を食べ終わった後の行動
食べる子犬
どんな月齢の子犬にも言えますが、ご飯を食べ終わってもいつまでもお皿を舐めている場合や、食べ終わってもずっと飼い主さんを見ている場合は、食事量が足りません。

一度の食事量が足りないなら次回少し多めに、途中で食べるのをやめたり残したら次回は少なめ、などの調節をしましょう。

子犬のご飯の回数と時間帯。いつから回数を減らすの?ふやかしフードをやめるのはいつ?

食べる犬
それではここからは、もっと詳しくみていきましょう。子犬は胃腸など消化器官が未熟ですから、一度にたくさんの食事を消化吸収することができません。だから1日数回に分けて少しずつ与えてください。

1日の量はどのくらい?
前述しましたが、ご飯を食べ終わってもいつまでもお皿を舐めている場合などは、食事量が足りません。調整してあげましょう。

まずは、基本的にはドッグフードのパッケージに書いてある表示の量を守って与えます。
子犬の給餌量

【注意】
まれに、これを「1回の給餌量」だと勘違いしている人がいるようです(汗)太りますので注意してください!

この給餌量の表は、あくまでも1日当たりの量です。これを、子犬なら1日3~5回程度に分けてあたえます。

例えば、この表では生後3~4ヶ月で体重2kgの子犬なら給餌量は「86g」とありますが、この「86g」はあくまでも1日の合計量です。1回の量ではないので注意してください。

また、離乳後7週齢から17週齢の子犬が、ドライフードをどのくらい食べるかという実験データがあります。この実験はビーグル犬の母犬4匹から得た、子犬15匹で調べたものです。

(日清ペットフード・発表資料)子犬のドライフードの摂取量
日清ペットフード実験結果

すると、「子犬は体重の5~6%のドライフードを食べて健康に発育した」という結果が得られました。

ですから、生後4ヶ月くらいまでは子犬の体重5~6%のドライフードを与える、ということを目安にするといいでしょう。

子犬のご飯の回数は?
プードル子犬
回数については、生後6ヶ月未満であれば、胃腸など消化器官がまだまだ未発達なので、1回でたくさんの量を消化吸収できません。

ですから1日3~5回程度が目安です。生後6ヶ月以上になると1日2回程度にしても良いでしょう。

フードを与える時間帯は?
時計
毎日同じ時間帯に与えるようにします。食べる場所も、人の出入りが頻繁にある玄関や廊下などではなく、子犬が落ち着ける同じ場所で食べさせてあげましょう。

例えば、1日4回なら朝6時・10時・15時・20時、1日3回になら朝7時・15時・20時など規則正しく与えます。

もちろん飼い主さんの都合で、多少ずれても大丈夫です。

生後6ヶ月未満の子犬は低血糖に注意!
子犬が朝起きた時やごはん前など、胃液のような黄色い液体や白い泡のようなものを吐くことがあります。黄色い液体は、胃液ではなく胆汁で、白い液体や泡は胃液です。これは空腹時間が長すぎたためなので、食事の間隔を少し短くしたり、回数を増やしてあげてください。(参考:この「吐く」大丈夫? http://www.momiji.org/kosin/vol105.html)
吐く犬
もし、この嘔吐が続くようなら、早めにご近所の動物病院に相談することをオススメします。

ブリーダーやペットショップから新しい飼い主さんのところに来た子犬は、ストレスで食欲が落ちることがあります。特に家に来てから1週間以内に体調を崩す事が多いようです。

しかし、体力のない子犬は1食でも抜いただけで「低血糖」という危険な状態になる事もあります。これは簡単に言うと極度の栄養失調のことです。生後3ヶ月くらいまでの子犬によくある症状です。

長時間ドッグフードを食べないでいると、脳の血糖値が低下してしまいます。脳のエネルギーは糖分ですから、このことで低血糖の症状を起こすのです。

具体的な症状としては、ぐったりしてる、体温が低い、意識を失って痙攣しているなどです。抱っこしても首はすわっておらず、体に力がはいってない感じです。
目を回した犬
応急処置として、砂糖水を飲ませてあげるなどがありますが、とにかく一刻も早く動物病院に行ってください。(参考:低血糖 http://www.ibukino-ah.com/dogillness/)

生後2ヶ月
ミルクを飲む子犬
生後2ヶ月ごろまでは離乳期にあたります。この頃はフードをふやかして与えると食べやすいでしょう。

離乳直後の食事の回数は1日4~5回くらいに分けるのがおすすめです。2ヶ月を過ぎるころからは1日3~5回程度が適切です。

ドライフードのふやかし方や与え方については、こちらの動画も参考になります。

犬を迎えた日 その3~食事の与え方

動画の内容のまとめ
・ぬるま湯(40℃程度)をひたひたになるまで注ぐ
・まずは1回の量の半分を与える。与える前に「待て」の練習
・残りの半分を飼い主さんがわんちゃんの目の前で手でフードボウルに入れる(飼い主さんからもらっている事を意識させる)

生後3~4ヶ月
生後3ヶ月~生後4ヶ月ごろは、1日3~4回程度で与えるといいでしょう。1日3~4回に分けるのは生後5ヶ月くらいまで続けてもいいですが、子犬によっては少しずつ2回に移行してもいいですね。

生後4ヶ月以降は、ふやかしたフードから、そろそろドライフードに切り替える準備を始めましょう。
子犬

回数はいつから減らす?
生後2ヶ月ごろから徐々に5回から4回、3回と段階的に減らしていきます。ただし、いきなりではなく少しずつ減らしていきます。

例えば、昼の11時の食事時間をなくして、1日2回にするのなら11時の食事量をだんだん減らして、最終的に11時は食事量ゼロになるようにします。

その際には、「うんちの状態」「食後の行動」を確認しながらフードの調整をしてくださいね。

ふやかしフードからドライフードに変えるのはいつ?
生後4ヶ月パピヨン
乳歯が永久歯に生え替わり始める生後4ヶ月以降が良いでしょう。固いものが食べられるようなら、徐々にドライフードに切り替えていきましょう。

いきなりドライフードに切り替えると、お腹を壊すこともあります。

ふやかす際の水分量を10%ずつ少なくします。最終的に1週間から10日ほどかけてドライフードに移行するようにします。
ふやかしフード
途中でドライフードを嫌がったら、ふやかしフードに戻してください。焦る必要はありません。

これも同じく、「うんちの状態」「食後の行動」を確認しながらフードの調整をしてくださいね。

生後6ヶ月以降
生後6ヶ月以降になると、体の大きさも成犬に近くなり、体も丈夫で免疫力もつきます。

食事の回数は徐々に1日2回に移行して、カリカリのドライフードを与えるようにしましょう。

子犬のうんちの回数は1日何回が正常なの?

うんちは、子犬のお腹の状態がわかる大切なバロメーターです。回数や状態をチェックして、健康状態を把握しておきましょう。

うんちの回数が少ないと便秘?
犬のうんち
うちの子犬は元気だけれど、うんちは1日1回しかしない、しかしいつも公園で会う犬友達の子犬が1日に3回はうんちをしていると聞くと、うちの子犬は便秘かな?と心配になります。

しかし犬の便の回数は子犬それぞれで、何回が正解ということはないといえるでしょう。便が毎日出ているのなら、さほど心配する必要はありません。

人間でも同じですよね。生活環境や運動量によって便の量や回数は人によって違います。

ただ、子犬の便がやわらかすぎる時は食べ過ぎだったり、逆に乾いてコロコロしているという時はフードの量が少なすぎたり、もしくは水分が足りなかったりすることも考えられます。

またうんちをする格好をしてキバってるのに、なかなかでない時は便秘かもしれません。便秘の時は、何らかの原因で腸内環境が悪くなって、善玉菌が減少している可能性もあります。ヨーグルトを与えて乳酸菌やビフィズス菌で腸内環境を整えても良いでしょう
ヨーグルト
うんちの回数が急に増えた時は‥
うんちの回数が急に多くなったときは、フードの消化率があまりよくないことも考えられます。そんなときはフードを見直してみるといいでしょう。

パッケージの原材料表を見て、穀類や食物繊維がたくさん入っているものは、うんちの量や回数が増えがちです。

こちらの写真のドッグフードは近所のスーパーで売っていた格安国産フードです。低価格のフードでは、トウモロコシなど消化に悪い穀類が主原料になっている事が多いですね。
穀類多い・格安国産フード

こちらの写真のような良質の肉が主原料で、玄米など栄養価が高くて消化に良い穀類が含まれているフードを食べている犬は、もともとうんちの量も少なめです。
消化によい穀類

ただし、フードを替えても頻繁にやわらかいうんちをしていたり、粘液のようなうんちが出たりした時は動物病院を受診しましょう。
病院
もしかしたら食糞かも?
NG
うんちそのものがない、留守中にペットシートが汚れているのにうんちがない、という時は実は食糞(自分のうんちを食べてしまっている)かもしれません。

意外と子犬の食糞は多くみられ、なかなか直らない場合もあります。

飼い主さんの留守中に食糞をしているようでしたら、「食事が足りない」「退屈」が原因かもしれません。食事やフードそのものを見直したり、安全なおもちゃを与えたりして様子をみましょう。

飼い主さんがいる前で食糞してしまうときは、騒がずにうんちをすぐ片づけることを心がけてください。騒ぐと「うんちを食べると飼い主さんが遊んでくれる」と思ってしまいます。

食糞対策として最も有効なのは「飼い主さんが不在の時にわんちゃんの目の前にうんちが無い状態にする」です。物理的にウンチがないのですから、食糞できるわけがありませんね(^^

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?その方法をこちらの記事で解説していますのでご覧下さい。

愛犬がうんちを食べる!食糞の原因と2つの対策。効果があった体験を紹介します。

犬種別の子犬の食事回数

子犬と一口に言っても体重が2~3㎏のチワワやヨークシャテリアなどの小型犬から、体重10kg程度の中型犬である柴犬、大型犬では30㎏くらいになるラブラドールレトリバーと大きさもかなり異なります。大型犬ニューファンドランドは50㎏以上にもなります。

オールド・イングリッシュ・シープドッグ
同じ月齢の子犬でも、小型犬・中型犬・大型犬に必要な量は違いますので注意してください。体の大きさや犬種を考えると、同じ量を与えればいいというものではありません。

ドッグフードのパッケージに書いてある体重当たりの量を守るようにしましょう。体重とフードの量を照らし合わせます。
子犬の給餌量
犬の大きさによって成長の速度が異なることも、知っておきましょう。一般的には1年で成犬になると考えておくといいでしょう。ただし、大型犬の方が、小型犬や中型犬よりも成犬になるのはゆっくりです。

小型犬ですと早い子では半年(生後6ヶ月)程度で成犬になる子もいます。ところが、大型犬ではさらに長く時間がかかり、骨格が出来上がって成犬になるまで約2年程度かかる子もいます。

また、大型犬・超大型犬の場合は、しっかりとした骨や肉をつくってあげたいと思い、栄養たっぷりのフードを一気に与えてしまうと、大型犬特有の整形外科疾患(骨の異常)になることがありますから注意してください。

回数は基本的に小型犬も中型犬も、大型犬も大きく変わりません。子犬の食欲や、便の様子をみながら調整していくことが大切です。

小型犬・中型犬・大型犬の食事回数の目安
生後2ヶ月:1日3~5回程度
生後3ヶ月:1日3回~4回
生後4ヶ月以降:1日2回~3回

小型犬の注意点
チワワ
小型犬はチワワ、トイプードル、ヨークシャテリア、ポメラニアン、シーズー、マルチーズ、ミニチュアダックスフント、ミニチュアピンシャー、イタリアングレイハウンドなどがいます。

一度に食べる量が少ない、たくさん食べられない、という子犬には食事回数を増やしてみましょう。

また、小型犬は胃腸が弱い子が多いようなので、その場合は成犬になっても1日3回程度に分けたり、ふやかして与えても良いでしょう。

中型犬の注意点
コーギー
中型犬には柴犬、フレンチブルドッグ、コーギー、キャバリアなどがいます。

体重を小まめに量って、太りすぎていないか、やせていないかをチェックします。そのうえで与える量を調整しましょう。

大型犬の注意点
大型犬
大型犬はゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シェパード、サモエド、ニューファンドランドなどがいます。

大型犬の子犬の成長は大変ゆるやかで、1年半~2年程度で成犬になります。特に骨の成長には時間がかかり、フードを食べさせ過ぎて太ってしまうと骨に負担がかかってしまいます。

前述した大型犬特有の整形外科疾患(骨の異常)には注意してください。

また、カルシウムの過剰摂取は骨に悪影響が出ることもあるので、カルシウムサプリなどドッグフードの以外のものを与えないように注意します。

(まとめ)子犬のご飯とウンチの回数は1日何回が正常?

子犬

それでは、ここまでの話をまとめますね。

・まずは2つを確認する
【1】うんちの状態(耳たぶ程度の硬さ)
【2】食後の行動
・生後6ヶ月未満は低血糖に注意
・生後6ヶ月未満は1日3~5回の食事
・毎日、排便しているなら問題なし
・うんちの量や回数が多い場合はフードの買い替えも検討
・うんちの回数が少ない場合は食糞かも?

まずは、うんちの硬さを確認します。耳たぶ程度の硬さなら問題ありません。つまんでも形が崩れない程度の硬さです。

食後の行動もチェックしましょう。しきりに食器を舐め回す、ずっと飼い主さんを見ているようなら量が足りていない可能性もあります。

また、朝起きた時やごはんの前に胃酸や胆汁を吐いていれば、量が少ないか、回数が少ないので、増やしましょう。それでも吐くような場合は早めに病院に連れて行ってください。
獣医
子犬は1食でも抜いただけで「低血糖」という危険な状態になる事もあります。これは簡単に言うと極度の栄養失調です。この場合も一刻も早く動物病院に行って下さい。

なお、穀類や食物繊維が多い格安国産フードを与えている場合はうんちの量や回数が多くなりがちです。

さらに、飼い主さんが留守中に自分のうんちを食べている事(食糞)もありますので注意が必要です。

わんちゃんは調子が悪くても、言葉でしゃべって伝える事もできません。わんちゃんの健康を守れるのは飼い主のあなただけです!しっかりと調べてくださいね。

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