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愛犬がドックフードを食べない!対策と子犬・成犬・老犬別の工夫とは?

ドックフードを食べない犬
愛犬がドッグフードを食べない!とても心配になりますよね?しかし、ドッグフードは食べないのに犬用のおやつは食べる、もしくは飼い主の食事中におねだりにやってくる‥となると、病気による食欲不振とは考えにくいものです。

この機会に手作り食に、と考えるかもしれませんが、毎日の仕事や家事・子育てに忙しいなかで、犬に必要な栄養をまんべんなく入れて作るのは大変です。しかし、良質なプレミアムドライドッグフードなら犬のために必要な栄養を十分に与えることができます。

また万が一、病気や怪我で入院したときや、災害・被災時の食事はほとんどがカリカリのドライドッグフードであることを考えると、ドライドッグフードを日頃から食べている方が安心です。愛犬がドッグフードをおいしく食べる姿を見たい!そのためにも原因を探って、対策を立てましょう。

ドッグフードを食べない理由と工夫:成犬の犬種毎の原因と対策

わんちゃんがドッグフードを食べない原因はなんでしょうか?まずは可能性があるものをいくつか列挙して考えてみましょう。

ドッグフードの品質が劣化
ドッグフードの脂肪(油脂)が酸化した匂いで、犬が食欲を失い食べたくなくなってしまった可能性があります。匂いは犬の食欲をそそる要因のひとつです。与えたドッグフードの酸化が進んでいたのかもしれません。

犬のおやつは食べるし、人間用の食事は欲しそうにおねだりするけれど、いつものドッグフードは食べない、というときは同じ銘柄で、新鮮なフードにしてみてください。

そして、日頃からドッグフードは日の当たらない涼しい場所に保管し、封を開けたら空気に触れないようにしっかり蓋をして早めに消費します。特に保存料・着色料不使用の無添加のドックフードは、保存料などが入っていない分、劣化も早いので気を付けてくださいね。

ドライドックフードの保存方法については、こちらの記事でも解説していますのでご覧下さい

意外と知らない!ドライドックフードの保存方法(酸化したフードの見分け方)


おやつでお腹がいっぱいに
犬用のおやつ
おやつをしつけのごほうびなどで頻繁に与えていませんか?もしそうだとしたら、おなかがいっぱいで食べない可能性があります。

犬の先祖はかつて、群れで狩りをして生活していました。獲物が捕れた時にしっかり食べないと、群れの仲間に獲物を横取りされてしまうかもしれません。しかも、次も狩りがうまくいくとは限りませんよね。そのため、犬には目の前に食べ物があれば、即座に平らげるという習性が残っています。

そんな習性の残っている犬が、具合が悪くないのに目の前のドッグフードを食べないというときは「お腹がいっぱい」である可能性があります。おやつの食べすぎになっていないか、体重もチェックしておくことも大切です。

念のために、同居しているご家族の方にも確認してみてください。「自分はおやつを与えてないのに、犬はいつもお腹がいっぱい」という時は、自分以外の同居されている方がこっそりとおやつを与えている可能性もありますよ!

また、おやつをしつけのご褒美に使いたい、というときは1日に与える食事のカロリーの1割程度を目安にして、食事の餌の量をその分、減らせば食事に影響を与えません。特別なおやつでなくても、ドライフードの1割をご褒美に使ってもいいですよ。

トッピングをしたりウェットフードを食べさせたりしたことがある
ささみ・卵・煮干しをトッピングしたドックフード
目新しい食べ物を好む犬は、「ドッグフードを食べないでいると、珍しくておいしいものが食べられる」ことを学習します。あの缶詰のウェットフードがまた食べたいな、などと覚えてしまうのです。

ドッグフードを食べないからと心配しすぎて、肉類(鶏・豚・鹿など)のトッピングをつけたり、ウェットフードや缶詰を与えたりするのは、実は犬のいいなりになってしまうことに。

いつまでもドライドッグフードを食べないようでしたら、トッピングなどをせず一度思い切って片づけてしまいましょう。具体的には、フードを与えて30分ほどしてもまだ残っているようであれば、そのままフードは片付けます。それを続けると「餌を残すともう食べられなくなる」と理解します。そして、空腹になれば自然と食べるようになります。

ただ頑固な犬だと1~2食抜いても食べず、空腹のあまり黄色っぽい液体を吐くこともあります。吐いたものは胃液のように見えますが、実は胆汁です(参考:犬の胆汁嘔吐症候群 https://www.hirai-ah.jp/d036/)

そのようなことがみられたら、ドライフードをぬるめのお湯でふやかして食感を変えたり、電子レンジで40度程度に温めて匂いを出したりしてみましょう。フードの匂いに誘われて、食べるようになることもあります。電子レンジの場合は、水をいれて数十秒程度(フードの量やワット数で違います)でちょうど40度くらいに温まります。

ふやかすと水分も摂れるので、食べやすく感じる犬もいますよ。また空腹で黄色っぽい液体(胆汁)を吐くのが続くときは、念のために動物病院で受診してくださいね。

ドックフードをふやかす方法

1:まずは、いつも食べているドライフードをいつものエサ入れへ
無添加ドライドックフード・お湯でふやかし前
2:40℃程度のお湯を、全ての粒が浸るくらいまで注ぎました
ふやかしドックフードにお湯を注いだ直後
3:10分程度の時間が経つと、このようにふやけました。温まってとても良い香りがします。
ふやかしフード10分後
※上の写真は無添加で新鮮な生肉を原材料としたナチュラルドックフードなので良い香りがしました。しかしこれが動物性油脂や4Dミートを原材料としたフードだと、人間でもわかるくらい、不快な匂いがします。

ドックフードのふやかし方については、こちらの記事で詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください↓

ドックフードのふやかし方(子犬・成犬・老犬別に解説)

 
次に、犬種別にも「ドッグフードを食べない」原因と対策を見てみましょう。

チワワ・ミニチュアダックスフント
チワワ
「お腹がいっぱい」
チワワやミニチュアダックスフントのような小型犬は、食事の量を自分でコントロールすることがよくあります。ドッグフードを食べないのは、実はおやつを食べてお腹いっぱいの可能性があります。小食な子が多い犬種でもあるので、ごほうびのおやつの量には注意してみてください。

柴犬
柴犬
「頑固な性格が出ている」
柴犬は少し気難しくて頑固な性格の持ち主。そこが魅力でもあるのですが、一度おいしいものを食べた経験で、いつものドッグフードをとことん食べないことがあります。そこで根負けしてしまわずに、食べないドッグフードはさっと片づけてしまいましょう。1食分程度抜いても問題にはなりません。

トイプードル
トイプードル
「わがままになっている」
プードルは、子犬のころに気が散る遊び食べなどがやや多く見られます。そのため食べさせようといろいろなトッピングをしたり缶詰のフードなどを食べさせたり、という経験があると「もっとおいしいものがほしい」とわがままになっていることも。他の犬種と同様、いつものドライドッグフードを食べなかったら一度片づけてしまいましょう。

子犬がドライドッグフードを食べない時の対策

ミニチュアダックスフント子犬
成長の落ち着き
生後4ヶ月~6ヶ月くらいになると、幼犬の急速で著しかった成長がやや落ち着いてくる時期です。今まで食べていたドライのドッグフードを食べないのは、食欲そのものも落ち着いてきている可能性があります。

ドッグフードのパッケージに書かれている給与量や体重を確認して、ドッグフードの量や食事の回数を調整してみてください。

家族みんなで仔犬を構いすぎている
子犬がちょっとでもドッグフードを食べないからと、心配しすぎて家族みんなが声をかけたり、撫でたりすると「ごはんを食べないとみんなが構ってくれる」ということを学習してしまいます。食べないから構う、のではなく食べたらほめるようにするといいですね。

いつでも食べられると思っている
子犬だから、しっかり栄養を摂らせたい、たくさん食べさせたいと、常にフードボウルにドッグフードを入れていませんか?小食な子犬だと特にやってしまいがちです。

このような置き餌をすると、子犬はいつでも食べられると思ってしまいます。ドッグフードの劣化を防ぐためにも、30分程度たっても食べないときは一度片づけて、さらに1時間後くらいに与えてみましょう。

それでもなかなかドライフードを食べない場合は、お湯や電子レンジで37~38度程度に温めて匂いがたつようにしてみましょう。おいしそうな匂いがして子犬の食欲をそそります。

歯の生え変わりで痛い
乳歯が永久歯に生え変わる時期は生後4~6カ月くらい。この時期は乳歯が抜けたあとの歯茎にドライフードが当たるなどして、痛みを感じ不快になることもあります。子犬が歯を気にしているようでしたら、ドライフードを37~38度程度のお湯でふやかし、柔らかくしてあげましょう。

半生タイプは柔らかいのですが、保存のための添加物が多めです。歯垢や歯石も付きやすいので、なるべく無添加のドライフードを与えたいですね。

また、ふやかした柔らかいフードや缶詰などウェットフードなど水分量が多いフードばかり食べていると、歯石が付きやすくなります。(参考:日本動物衛生看護士協会  http://jahta.or.jp/qa.html#q5)永久歯が生える大切な時期なので、歯の手入れを欠かさないようにすることが大切です。

子犬がお湯でふやかしたドライドッグフードを食べない場合の理由と工夫

パピヨン子犬
今までドライフードをお湯でふやかして食べていたのに、生後5ヶ月頃になって、なぜか急に仔犬が食べなくなった。そんな時はどうすれば良いでしょうか?

歯がムズムズする
歯の生え変わり時期で、痛みよりもむずがゆさがあるのかもしれません。ふやかしていない状態の普通のカリカリのドライフードを少しずつ試しに与えてみましょう。歯ごたえが気持ちよく、ドライフードをすんなり食べる可能性があります。

そろそろ、ふやかしたドライフードを卒業するタイミングなのかもしれませんね。また、ドライフードは歯垢や歯石が付きにくいので、そのままドライフードをあたえることをおすすめします。

ちなみに、下の写真は無添加のプレミアムドライドッグフードです。着色料や保存料がないので子犬に安心して食べさせることができます。

生後1歳未満の子犬の時期は、しっかりとした健康な体をつくる大切な時期です。健康で丈夫な体であれば、病院に行くことも少なくなり、医療費の負担も減り、結果的に経済的ですよね。それになにより、愛犬には元気に長生きして欲しいですから。特に子犬には良質のドックフードをあげてくださいね。
無添加ドライドッグフード

自我の目覚めによるわがまま
生後4~6カ月頃になると、子犬の自我が目覚めてくる頃。ふやかしたおいしいカリカリフードでも食べないのは反抗的になっている可能性があります。ここでトッピングをしたり、おいしい缶詰のウェットフードを与えたりすると、食べないでいると、いろいろなものがもらえると思ってしまいます。

ドライドッグフードだけにして、食べない場合は片づけましょう。ふやかしたフードは保存できないので、もったいないですが処分します。

生後1歳未満の子犬のドックフードの選び方についてはこちらの記事をご覧下さい。

生後3ヶ月~6ヶ月~1歳未満の子犬のドックフード選び3つのポイント

老犬・シニア犬がドッグフードを食べない場合は?その原因と対策

老犬ポメラニアン
もし13歳になる高齢の愛犬が、今まで食べていたドライフードを食べたり、食べなくなったりしたら具合が悪いのかと心配になりますよね?

何か持病があって薬を飲んでいる、または療法食や療養食を食べている老犬には特に、しっかり食べて栄養をとって長生きしてもらいたいというのは飼い主さんの願いです。食べなくなった原因としてどのようなことが考えられるでしょうか。また、その対策もみてみましょう。

※持病があるシニア犬の場合は、まずはかかりつけの獣医さんに相談することをお勧めします

基礎代謝や内臓の機能低下、運動量の低下
高齢になると、どうしても基礎代謝も低下してきますし、内臓の機能も衰えてきます。運動量が減っている子もいます。

そのため食が細くなり、今までのフードを食べきれないということがあります。そうなると体重を維持するのが大変になるので、カロリーを効率よく摂れるようにする必要があります。

一般的に、ドライフードはウェットフードよりカロリーが高めなので、できればそのまま食べさせたいもの。添加物や着色料が入っていない、しかも新鮮な生肉を原材料とした良質な無添加のドライフードを、お湯で37~38度(40℃程度)にふやかし、柔らかい形状にして食べやすくしてあげましょう。

自力で食べるのが苦痛になってきている子もいるので、柔らかくしたフードを口に入れてあげると楽に食べられますよ。

下の写真のように、少し多めのお湯でふやかすと、とても柔らかくなって食べやすくなります。
多めのお湯でふやかし

嗅覚が弱ってきている
高齢になると嗅覚も弱ってくるため、食欲が無くなり、食べなくなることがあります。何か少し匂いの強い食材(犬用のおやつやチーズなど)をトッピングしても良いでしょう。もしくは、お湯や電子レンジで37~38度(40度程度)に温め、ドッグフードの匂いを強めましょう。老犬の食欲をそそります。電子レンジの場合は、水をいれて数十秒程度(フードの量やワット数で違います)でちょうど40度くらいに温まります。

噛む力や歯が弱ってきた
高齢のシニア犬は、硬いものを噛む力や歯が弱ってきています。今までの固いドライフードでは、食べたくても食べられないのかもしれません。

半生タイプは食べやすいですが、やや添加物が多めなドックフードが多いので、できれば無添加のドライフードを食べさせたいですよね。歯が弱っていても、おいしく食べられるように、37~38度程度のお湯でふやかして食べやすくしてあげましょう。

足腰が弱ってきた
高齢になると、足腰が弱ってきます。そうなると、下をむいて、かがんで食べるのがつらくなりがちです。台の上などにフードボウルを置いてみてください。少し高くなるだけで、老犬にとってはかなり食べやすくなりますよ。

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愛犬がドックフードを食べない対策まとめ

子犬、成犬、老犬とそれぞれ原因と対策が違います。

どんな年齢の犬でも、まずはドックフードを買い替えてみてください。添加物が含まれて無い(または少ない)、新鮮な生肉を原材料に使ったナチュラルドライフードを与えてみてください。もちろん、保存方法などに問題がなく、酸化していない状態のものを与えてください。これで、ほとんどの場合は食べると思います。

もし、これでも食べない場合は、お湯でふやかしてみる、もしくは、ご家族の方がこっそりとおやつを与えすぎていないか?確認してください。

さらに、それでも食べなければずっと置き餌するのではなくて、30分程度ですぐに片付けてください。そして、空腹で胃液や胆汁を吐くことが続くようであれば、すぐに動物病院で受診してくださいね。

子犬の場合は、歯の生え替わりで痛い、もしくは歯茎がムズムズして気持ちが悪いだけかもしれません。お湯でふやかしたり、逆にあえてカリカリのドライドックフードを与えてみてください。

老犬の場合は、もし何か持病があれば、まずはかかりつけの動物病院で相談しましょう。病院で大きな問題が見つからなければ、お湯でフードをふやかしてみる、トッピングして嗅覚を刺激するなどの対策があります。

愛犬が美味しそうにドックフードを食べる姿をみると癒されます。しっかりと十分な栄養をとってもらいたいですよね!

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