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犬の腰を痛めない正しい抱っこの仕方と抱っこ紐・3選
愛犬を抱っこをする機会って意外に多いですよね。小型犬はもちろん、中型犬や大型犬でも抱っこをする機会はあります。
例えば、シャンプーの為にお風呂のバスタブにいれる場合、病院で診察台にのせる場合など、日常生活の中で意外とあります。
正しく抱っこしないと腰を痛めてしまったり、椎間板ヘルニアになってしまったり‥と危険です。この記事では、正しい抱っこの方法を一緒にみていきましょう。
人間の赤ちゃんを抱っこする時のように、犬の前足2本の両脇に手をいれて抱っこするのは絶対にやめよう!腰を痛めたり椎間板ヘルニアになる危険があるよ!
もくじ
犬の正しい抱っこの仕方
早速、具体的な抱っこの方法をみていきましょう。色々な抱っこの方法があるのですが、重要なポイントは2つです。
・利き腕でお尻を支えること
・自分の体と犬の体を密着させること
小型犬・中型犬
1.まずは愛犬の後ろか横に膝をついて座ります
※膝をつかないで、中腰で抱っこしようとすると飼い主さんの腰を痛める事もあります。必ず膝をついてくださいね。
2.犬の前足の脇の下に利き腕とは違う手をいれます。
※きちんと犬の上半身を支えます。
3.利き腕で犬のおしりをしっかりと支えます。
※自分のほうに犬を引き寄せて、自分の腰と犬の体を密着させて抱きかかえます。
4.横向きの抱っこでも必ずおしりを支えます
利き腕でお尻を支えるのがポイントです
小型犬の抱っこの仕方はこちらの動画も参考になりますよ。ぜひご覧下さい。
小型犬の抱っこの仕方
小型犬の場合は、このように片手で抱える事もできますね
中型犬(体重が重い場合)
後ろ足の股に手をいれる抱っこの方法を解説します。やや体重の重い中型犬などの場合は、この方法なら安定しますよ。
1.愛犬の横に膝をついて座り、利き腕は後ろ足の股にいれ、利き腕とは違う腕は前足の腋にいれる
※膝をつかないで、中腰で抱っこしようとすると飼い主さんの腰を痛める事もあります。必ず膝をついてくださいね。
2.利き腕の肘までしっかりと、このように後ろ足の間(股)にいれる
3.後ろから見ると、肘までしっかりと入ってますね
4.そのまま立ち上がります
※自分と犬の体を密着させて抱きかかえます。
大型犬
大型犬も小型犬・中型犬と抱っこの仕方はほぼ同じです。
1.まずは自分の体を犬の側へ近づけます。
※犬を自分の方へ近づけるのは、犬が嫌がる可能性があるので自分から近づきましょう。
※膝をつかないで、中腰で抱っこしようとすると飼い主さんの腰を痛める事もあります。必ず膝をついてくださいね。
2.犬の前足の腋の部分(前足の付け根部分)に利き腕とは違う手をまわします
※前足の付け根をぐっとつかむ感じで支え、自分の体となるべく密着させます。
3.そっと立ち上がり、犬が床と平行になっている状態であれば安定します。
※自分の体となるべく密着させてください。
その他、いろいろな抱っこの仕方
ここで紹介した方法以外にも、いろいろな方法がありますよ。ぜひこちらの動画も参考にしてください。
How to Pick Up a Dog
胸の部分とお尻を挟むような抱っこの仕方。
こちらは今回ご紹介した方法に近いですね。
犬用ベットにくるむ方法。大型犬など体重が重い犬はこれが良いかもしれません。
老犬
足腰が弱くなった老犬の場合、お散歩の途中で抱っこをしなければならない場合が出てきます。
また、病院へ通う回数も増えますので、診察台へ上げる時、車にのせる時、寝返りをうたせる時など抱っこや抱きかかえる機会は増えます。
老犬のお散歩では、最初はゆっくり外を歩いていても、疲れてきてしまい、または足腰が痛くなって歩くのを嫌がってくる場合があります。
抱っこ紐や抱っこバッグをもっていたらお散歩の途中で利用する事も出来ます。
ヘルニア注意!絶対にやってはいけない抱っこの仕方
人間の赤ちゃんを抱っこする時のように、犬の前足2本の両脇に手をいれて抱っこするのは絶対にやめよう!腰を痛めたり椎間板ヘルニアになる危険があるよ!
犬を抱っこするときに、赤ちゃんを抱くように犬の前足2本の両脇をもって「抱き上げる」形は絶対にNGです(小型犬の飼い主さんは注意!)
犬の後ろ足が不安定になり、腰にも負担がかかります。
特にミニチュアダックスなどの胴長・短足の犬にこの抱き方を続けてしまうと、腰を痛めて「椎間板ヘルニア」などの危険がありますので注意しましょう。
ダメな例はこちらの動画も参考にして下さい。
犬の正しい抱き方、抱っこの仕方
※2分6秒くらいからダメな抱っこの方法の説明です
この方法はダメな例です。腰に負担がかかるので、絶対にやらないでください!
こんな抱き上げ方してませんか?抱き上げる時の注意点
犬が抱っこを嫌がる理由は?
抱っこされたときに「嫌な経験」をした事が原因だと言われているよ
室内犬の場合は、子犬の頃から抱っこされる機会が多いので、抱っこには慣れているはずです。
通常は抱っこを嫌がる事はないと思います。しかし、それでも嫌がる犬はいます。
抱っこされた時に、何か嫌な経験をしたとか、そもそも抱っこの仕方が悪くて腰が痛いなどが原因です。
愛犬が嫌がる事はなるべくしたくありませんが、病院の診察台に上げる時や、狭い道で自転車や車とすれ違う時など、どうしても抱っこが必要な場面もあります。
抱っこを嫌がる犬の対策は?
それでは、ココからはどうすれば良いのか?対策をみていきましょう。
なぜ、抱っこできるようにしつける必要があるの?
そもそも、なぜ抱っこできるようにしつける必要があるのでしょうか?理由としてはいくつかあります。
抱っこが必要な理由
・狭い道で車や自転車とすれ違う、攻撃的な犬に出会ったなど、とっさの時に抱っこできる事で愛犬を危険から守ることが出来ます。
・動物病院やペットサロンでは、診察台やグルーミング台に抱っこをして持ち上げなければいけません。そういう時に嫌がって暴れ落ちてしまい、骨折などの怪我をさせてしまう可能性もあります。飼い主さん以外の人からも抱きかかえられる事に慣れさせる事が大切です。
・恐怖等でパニックになっているときに抱きしめる事で、安心感を与えて落ち着かせる事が出来ます。
「抱っこ=おやつがもらえる(良い事が起こる)」と学習させる
抱っこになれさせるためにはやはりトレーニングが必要です。
犬は習得性の行動(学習)をする生き物です。遺伝により決定されている本能的行動とは違って、習得性の行動は経験によって身につけられるものと言われています。
だから、抱っこしながら犬に嫌な経験をさせてしまうと、「抱っこ(条件刺激)」=「怖い(条件反応)」と学習してしまいます。
次からは、抱っこしようと手を伸ばしただけで後ずさりをしたり、逃げたり、警戒して吠えたり、抱っこしたとたん暴れたりする事がおこります。
抱っこが嫌な犬にやってはいけない事
・抱っこをしながらしかる、罰を与える
・ドッグランで愛犬が楽しく遊んでいる時に、抱っこして帰る
・犬が恐いものに慣れさせようとして抱っこして近づく
‥など、抱っこしながら犬が嫌な事は絶対にしない!
例えば、ドッグランなど愛犬がなにか楽しんでいる場所から連れ去るときに、むりやり抱きかかえて連れ戻したとします。
すると、「ドッグラン+抱っこ=連れ戻される、楽しいことが終わる。だから捕まらないように逃げよう」となってしまいます。
または、怖いものに対して後ずさりをしている犬に対して、慣れさせようとむりやり抱っこをして近づかせたりしていませんか?
抱っこが嫌いな犬には、抱っこをすれば「良い事がおこる」という「オペラント条件付け」トレーニングをおすすめします。
本来、社会化トレーニングとして子犬の時に行うのが良いのですが、成犬になってからでも遅すぎる事はありません。
(参考:日本盲導犬協会・盲導犬訓練士養成テキスト)
トレーニング方法
それでは、ここではさらに具体的なトレーニング方法について解説します。
ポイントは「抱っこ=おやつがもらえる(良い事がおこる)」と学習させることです。
【STEP1】
はじめのうちは、かなりゆるく抱きしめる程度にします。
しかも、ほんの一瞬だけです。その間は暴れず、逃げようとしなかったら、(もがいたりしなかったら)褒め続けて、ごほうびのおやつをあげます。
それから犬を放し、しばらくほおっておきます。
【STEP2】
しばらく経ったらまた犬を呼びます。
来たら犬を抱きしめ、おとなしくしている間はずっと褒め続けて、またご褒美のおやつをあげます。
これを何度か繰り返すと、犬は「呼び戻されて」「捕まえられて」「抱きしめられる」と、「おやつがもらえる」と学習します。
抱きしめる時間や強さは徐々に増やしていきます。
もし、もがいたり暴れたら、少し力をゆるたり、すぐに抱きしめるのをやめます。
抱きしめているときにもがいたり、暴れるのは急ぎすぎている証拠です。【STEP1】に戻りましょう。
【STEP3】
犬が抱きしめられる事に慣れたら、次はほんの数秒、抱き上げてみます。
もちろん、静かにしている間は褒めておやつを与えます。
そして、毎日抱いている時間を少しずつ伸ばしていきます。
(参考:ダンバー博士のイヌの行動問題としつけ―エソロジーと行動科学の視点から)
犬が抱っこをせがむ理由は?
社会化不足が原因だと言われているよ
犬が抱っこをせがむ理由には諸説あります。主に社会化不足が原因だと言われています。
子犬や小型犬(チワワ、マルチーズ、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、シーズー、ミニチュアシュナウザー、ヨークシャテリア等)の場合は、特に「不安」の要素が大きいと思われます。
お散歩の途中で歩かない場合、犬の苦手なもの(キャーキャー騒ぐ子供、すごいスピードで過ぎ去る自転車、大きな音で走るトラックやバイク、聞きなれない物音等)があって逃げ場がなく、抱っこをせがんできます。
苦手なものが多いのは社会化不足が原因といわれています。
ただし、苦手なものに無理やり触れさせるのは、トラウマになっていまいます。少しずつ少しつずつ慣れさせなければいけません。
抱っこをするメリット
・苦手なものをステップバイステップで克服できる
・犬が安心感を得られるので落ち着く
抱っこで安心感をあたえながら、苦手な物事に慣れさせる‥それが抱っこのメリットですね。
何よりも犬が抱っこによって安心感を得られるのは、精神衛生的にもメリットが大きいところでしょう。
抱っこをするデメリット
・いつまでも苦手な事を克服できない
・運動不足による肥満(特に胴長の犬は要注意)
・要求吠えなど他の問題行動につながる可能性
・散歩中に苦手なものが近づく→抱っこをしてもらう→苦手な事から避けることに成功
こうなると、いつまでも苦手な事を克服する事が出来ません。
また、抱っこばかりして歩かないと、運動不足による肥満というリスクが出てきます。
特に、コーギーやミニチュアダクックスフンドのような胴長の犬種が肥満になってしまうと腰に負担がかかってしまい、足腰の病気の引き金になってしまいかねません。
さらに、常に抱っこの甘え要求をのんでいるとわがままになってしまい、要求吠えなど他の問題行動につながる可能性もあります。
飼い主さんは、抱っこをケースバイケースで上手に使って愛犬を良い方向へ導いてあげましょう。
抱っこをせがむ犬の対策は?
・犬の抱っこの要求に安易に応じない
・苦手なものを「オペラント条件付け」トレーニングで克服する
常に抱っこをし続けて、わがままになっているだけなら、飼い主さんが抱っこするのを我慢すれば良いだけです。
それでも犬は抱っこをせがむでしょうが、飼い主さんが抱っこしなければ、いずれあきらめます。
しかし、そうではなくて何らかの苦手なものがあって抱っこをせがむ場合は、慣れさせるしかありません。
その場合、ポイントは「苦手なものが近づく=おやつがもらえる(良い事がおこる)」と学習させることです。
例えば、自転車が苦手で恐くて抱っこをせがむのならば、「自転車が近づいたらおやつをあげる」わけです。
すると、「自転車=おやつがもらえる(良い事がおこる)」と学習してくれます。
前述の「抱っこが嫌いな犬のトレーニング方法」と全く同じです。「抱っこ」の部分を「自転車」に置き換えて読んでもらえればOKです♪
電車・タクシー・バス・マンションなど公共の場所での抱っこ
ドッグスリングや抱っこ紐では公共の交通機関は利用できない場合があるよ!
最近はペット同伴可のレストラン、ショッピングモール、ホテル、旅館などが増えて、お出かけもとっても楽しいですね。
しかし、愛犬と一緒におでかけするにしても、電車・バス・タクシーであればキャリーにいれる、ショッピングモールなどの店舗、エスカレーターやスーパーでは小型犬のみ抱っこOK、ホテルや旅館はキャリーまたはリードでOK等々、その施設のルールが必ずあります。
ですので、愛犬と一緒に行く前に必ず公式サイトなどで事前に確認してくださいね。行ってからトラブルになっては、せっかくの楽しいお出かけが台無しになってしまいます(汗)
リードは絶対に必要。装着した状態で抱っこして
抱っこしても、首輪とリードは必須だよ!
例え、ペットフレンドリーの施設だとしても、犬を公共の場所に連れていくには、リードが必要です。
抱っこになれている愛犬であれば、歩かせたり、キャリバーッグ、カートにいれておくよりは抱っこした方が楽だなぁと感じる事もあるでしょう。
ですが、何かの拍子に腕からすり抜けられて走って行ってしまう事も、無きにしもあらずです。そんな時、首輪やリードがあれば捕まえる事が容易です。
公共の場所に行く場合は、必ず首輪・リードを装着した状態にしましょう。
電車・バス・タクシーなど公共の乗り物
乗車前に必ず利用規約を確認しておこう!
・乗車中は完全に体を覆う必要がある(車内で顔だけ出すのはダメ!)
・ドッグスリング(だっこ紐)では乗車できない場合がある
基本的に、どの交通機関もキャリー(または完全に体を覆うようなカバン・バッグ・リュックなど)に入れることで、愛犬と一緒に利用可能です。
ただし、ドッグスリング(だっこ紐)では公共の乗り物は利用できない場合があります。必ず事前に確認してください。
また、愛犬を閉じ込めるのがかわいそうだと言って、電車内でキャリーバッグから頭だけだしている小型犬をたまに見かけますが、これはNGです。
キャリーバッグから頭だけ出すなど、マナー違反が目立つようなら、今後は交通機関のペット持込は禁止される事もありえます。必ず事前に交通機関のルールを確認してください。
参考までに、JR西日本のペット持込規定がこちらです↓
Qペットと一緒に列車に乗るには、どのようにすればよいですか。A小犬・猫等のペット(小動物)は、長さ70センチ以内、最小の立方形の長さ、幅および高さの合計が90センチ程度、動物を合わせた重さが10キロ以内になる容器にペットの全身を収納していただき、改札口にて手回り品きっぷを購入していただいたうえで、ご一緒にご乗車いただけます。
なお、動物が苦手なお客様やアレルギーのお客様など、ご不快に感じるお客様もいらっしゃることから、下記の点をお守りください。
・ドッグスリングは、全身が入っていてもご利用になれません。
・ペットカート(ペットバギー)は、カートも含めた寸法がペットを有料手回り品としてお持ち込みいただける制限を超えるため、ご利用になれません(ケースとカートを分離する場合を除きます)。
・駅構内や車内では、ペットをケースから出さないで下さい。
(出典:JRおでかけネット)
マンションやエレベーター
・マンションの共用エリアは歩かせない(マンションの規約による)
・エレベーター内では奥や隅に立つ
最近ではペット可のマンションもたくさんあります。しかし、エレベーター内や住人が公共で利用する場所でのマナーがあります。
マンションの規約にもよりますが、共用エリアは抱っこして歩かせないようにしましょう。
特に密室のエレベーターなどでは、小型犬であれば抱っこをして出来るだけ端や奥に立ちましょう。
中型犬・大型犬もなるべくエレベーター内では隅に立ち、犬は壁際でお座りさせるとなお良いですね。
中型犬・大型犬のエレベーターの乗り方はこちらの動画が参考になりますよ。
犬とエレベーターに乗る時の注意点(中・大型犬)
このように、エレベーター内の隅でオスワリさせると良いですね。
犬の抱っこ紐・バッグ・リュックの選び方
抱っこ紐やリュックは老犬の介護だけでなく、旅行、ショッピング、災害時、熱中症対策(暑いコンクリートの上を歩かせない)にも役立ちます。
しかし、本当に色々な商品があるのでどれが良いのかわかりませんよね。そこで、ここではいくつかおすすめ商品をご紹介します。
抱っこひもはこんな人には不要
まずは、そもそも抱っこ紐やリュックを使う必要がない人について解説します。
・犬を連れて人混みには行かない
・犬を抱っこしないと入れない場所には行かない(カフェ、アウトレットモール、ホームセンターなど)
・マンションなど集合住宅に住んでない(または共用エリアで犬が歩いてOK)
・長時間抱っこしても疲れない
・犬連れの時でも両手が空かなくていい。
逆に、これに当てはまらない人にはぜひおすすめします♪
抱っこ紐は2種類ある。短時間ならドッグスリング、長時間ならリュック
リュックタイプとドッグスリング(前掛け・斜めがけ)タイプの2種類があります。
最大の違いは、両肩で背負うのか、片方の肩だけで背負うのか?の違いです。
当然、両肩で背負うリュックタイプの方が疲れにくいです。
それでは、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
リュックタイプ(長時間使う人向け)
メリット
・両肩にかけるので体重が分散されて疲れにくい
・犬の体全体を隠せるので、ほとんどの公共の交通機関で利用できる
デメリット
・小さく折りたためない
・ドッグスリングに比べて重い
ドッグスリング(前掛け・斜めがけ)タイプ(短時間の利用向け)
メリット
・リュックタイプと比べて軽い
・小さく折りたためる
・汚れても丸洗いできる
デメリット
・電車・バス・タクシーなど公共の交通機関では、乗車はできない場合がある。
・片方の肩だけに負荷がかかるので疲れやすい
選ぶ際のポイントは「安全性」
人間の赤ちゃん用の抱っこ紐と違って、犬用の抱っこ紐には安全基準なんてありません。
だから、どんなメーカーが作っているのか?何kgまで耐えられるのか?しっかり確認しましょう。
いくら安くてデザインが可愛い・気に入っても、自転車に乗っている時に紐が切れたら危険ですよね(汗)
犬の抱っこ紐・バッグ・リュックのおすすめ3選
さて、それではお待たせしました。ここからは、安全性が考慮されていて、しかもデザインも可愛い抱っこ紐をいくつかご紹介します。
フルオブビガー(full of vigor)
「ドッグスリング(犬用抱っこ紐)」と言えば、フルオブビガー。ドッグスリングの草分け的存在です。
ドッグスリングを日本で最初に開発した会社でもあり、実用新案取得済の安心設計です。特にこちらのフタ付きドッグスリングが人気です。
フタ付きなので飛び出し防止に役立ちます。本体はデニム素材なので丈夫。小型犬なら2匹を一緒に抱っこできますね。
メッシュのフタなのでワンちゃんは外が見えるので安心。通気性も良いですね。
マンダリンブラザーズ(MANDARINE BROTHERS)
テレビや雑誌などでも度々紹介されていますが、最近人気なのがこのマンダリンブラザーズ。
デザインが可愛くて、ドッグスリングだけじゃなくてリュックやバックもあります。
マンダリンブラザーズでおすすめはやっぱりこちらのスカウトキャリーバッグパック。一番人気です。
デザインだけでなく、メッシュ加工やポケットなどの細かい部分にもこだわりがあって、しかも丈夫。
わんちゃんの体全体をすっぽりと入れるので、ほとんどの公共の交通機関で利用可能です。
こちらはドッグスリング。カラーバリエーションが豊富でデザインも可愛いので、人気の色はすぐに売り切れるそうです。
(まとめ)正しい抱っこの仕方
それでは、ここまでの話をまとめますね。
・犬の抱っこの仕方のポイントは2つ
1:利き腕でお尻を支えること
2:自分の体と犬の体を密着させること
・人間の赤ちゃんを抱っこする時のように、犬の前足2本の両脇に手をいれて抱っこするのは絶対にダメ!腰を痛めたり椎間板ヘルニアになる危険がある
・抱っこを嫌がる犬には「抱っこ=おやつがもらえる(良い事が起こる)」と学習させる
・ドッグスリングや抱っこ紐では公共の乗り物は利用できない場合がある
・犬の抱っこ紐には2種類ある。
1:ドッグスリングタイプは短時間の使用に向く
2:リュックタイプは長時間の使用に向く
いかがでしたか?正しい抱っこの仕方と、さらに抱っこ紐についてもご紹介しました。
愛犬を抱っこできると一緒に行ける場所が増えますよね。人混みやドッグカフェも、抱っこすれば大丈夫です。
さらに、ドッグスリングやリュックを使えば、電車やバスで実家に帰ったり、旅行することも出来ますね。ぜひ、愛犬と一緒にたくさんの楽しい思い出を作って下さいね。