- 投稿日
- 2019年6月8日
- 更新日
バツグン(BATSUGUN)ドッグフードの口コミ体験レビュー。評判や安全性をドッグヘルスアドバイザーが評価
この記事では「バツグン(batsugun)ドッグフード・馬肉」について、このフードを実際に購入した飼い主さんからのレビュー&口コミと、安全性などについて編集部のドッグヘルスアドバイザーが解説します。

・100%国産原材料(熊本県産・福島県産の馬肉が主原料)
・野菜や雑穀など全粒穀物(玄米・ハト麦・雑穀など)も豊富
・100%無添加。化学添加物だけでなく、天然由来の保存料(ローズマリーなどのハーブ)も含みません
・灰分(ミネラル類)が4.5%と少ない
・高カロリー(396kcal/100g)なので、与えすぎに注意
評価項目 | 評価 |
---|---|
良質なタンパク質 主原料として良質の肉が使用されているか? | ◎ |
無添加 合成保存料や合成着色料など人工的な添加物が含まれないか? | ◎ |
ヒューマングレード 人間でも食べられるか? | ◎ |
栄養素 犬に必要な栄養素が十分に摂取できるか? | ◯ |
内容量 | 1kg |
価格 ※税込 | 3240円 |
1日当たりの価格 ※体重10kg成犬の柴犬の場合 | 344円 |
原産国 | 日本 |
もくじ
やはり100%国産のbatsugunは安心。購入して4年目です(口コミ・体験談)
私は30代主婦、夫と子供1人とわんこと暮らしています。我が家のシーズー(5歳・男の子)は、『BATSUGUN(株式会社チヨペット)』が大好きです!
ブリーダーさんから譲り受けた時に「ロイヤルカナン シーズー 子犬用」を食べていたので、子犬の頃は同じものをあげていました。
最初は、ブリーダーさんが紹介してくれたものだったので与えていましたが、トリミングデビューした時にトリマーさんから、いまあげている『BATSUGUN』を紹介してもらいました。
ドライフードですが、手で押して潰せるくらい柔らかい
うちの子は、食べ物の好き嫌いが少ない方なのですが、何をあげても噛まずに飲み込んでしまうタイプです。なので、以前はドックフードをふやかしていました。
でも、『BATSUGUN』はドライフードですが手で押すと潰れるくらい柔らかいドックフードなので、消化にもいいとのことでした。
ただ、潰れやすいので最後の方になると潰れたカスばかりになってしまうので、普段から優しく扱うように注意しています。
糞尿の臭いが軽減して、目ヤニの量も減った
『BATSUGUN』に切り替えるまでは気がつかなかったのですが、以前に比べると糞尿の臭いが軽減され、気にならなくなりました。また、目やにの量も減ったように思います。
また、旦那(30代後半)は犬を飼うのが人生初めてだったので、ペットを飼う時の臭い(犬自体の臭い、糞尿など)を気にしていましたが、不満を漏らしたことはありません。
飼い始めた当初は、ドックフードについて調べるとキリがなく、ドックフードを手作りしよう!と考えたこともありました。
今は子供が小さくて働いてないので手作りも可能かもしれませんが、飼い始めた当時は、フルタイムで残業もある仕事でした。
だから、犬の栄養のことは心配ですが自分の生活・手間とのバランスを考えて、やっぱりドックフードにお世話になることに決めました。
ソルビダ、ニュートロシュプレモ、ロイヤルカナンも試しましたが海外産は心配
実は、トリマーさんから紹介してもらった後も、「ソルビダ(SOLVIDA) 室内犬用」や「ニュートロ シュプレモ 小粒」なども試してみました。
でも、ドライフードなので当たり前かもしれませんが硬めなものが多く、またアメリカ産など海外産よりも100%国産『BATSUGUN』の方が安心なので、購入し続けて4年目に突入しています。
うんちの状態で健康をチェック
私は我が子の健康状態をいつもウンチの状態(量・臭い・回数など)で確認しています!
臭いが強すぎるのは、ドックフードの臭いが原因の場合もありますが、消化に時間がかかっていることが原因かもしれません。
美味しく食べてくれることが一番ですが、早食いの子やあまり噛まない子にはドックフードの硬さもドックフード選びのポイントの一つになると思います!
バツグン(batsugun)ドッグフードの原材料と栄養成分
原材料
馬肉/福島県産・熊本県産(ツラ、ネック、細切れ使用)、玄米粉/福島県産(フード生地)、白米粉/福岡県産(フード生地)、大豆/福岡県産、黒豆/福島県産、はと麦/福島県産、まる麦/福島県産、さらし小豆(ゆで小豆)/北海道産、エゴマ/福島県産、米ぬか/福岡県産、はと麦ぬか/福島県産、じゃがいも/北海道産、ニンジン/北海道産、キャベツ/熊本県産、小松菜/熊本県産、かぼちゃ/北海道産、昆布/秋田県産、鰯魚粉/主に静岡県沖合い、かつお煮汁/主に静岡県沖合い、干し椎茸/大分県・宮崎県産、高野豆腐/国産、おから/主に佐賀県・福岡県産大豆使用、卵殻カルシウム/国内産、ポチのみず(飲用水)
※気になった原材料に色づけしています
100%国産原材料・全ての原産地・工場内の製造工程まで公開
バツグンは100%国産原材料で全ての原産地を公開しています。特に、主原料の馬肉は使用している部位まで公開している徹底ぶりです。
ここまで徹底して公開する姿勢は素晴らしいですね。

ドッグフードの原産国の定義ですが、ペットフード安全法では最終加工をした国を原産国とするように定められています。
だから、中国や韓国で製造して最終的な加工だけを日本で行い「国産」と表記してるドッグフードもありますから注意が必要です。
近所のスーパーやコンビニやホームセンターで販売されている格安国産フードは、実は中国の工場で製造されたものかもしれませんよ?
バツグンドッグフードは全ての原材料が国産で、最初から最後まで国内工場で製造されています。
この「国産」の定義について詳しくは、こちらの記事をご覧下さい↓
「国産」「無添加」ドッグフードに注意!2つの問題点と危険な添加物とは?
馬肉
馬肉は高タンパク・低脂肪な食材です。鉄分やカリウム、ビタミンも豊富です(参考:食品成分データベース・文部科学省)
ですから、「良質なタンパク源が欲しいけど、運動量は少ないので脂肪分が気になる」という、成長期を過ぎた成犬・老犬にぴったりです。
全粒穀類(玄米・ハト麦・雑穀)
全粒穀物(玄米・ハト麦・その他の雑穀)もバランス良く配合されています。ですからビタミン・ミネラルを添加しなくても、原材料から補えるのです。
玄米:ゆっくり吸収されるので食後の血糖値の急上昇を抑制(低GI)白米よりビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富
ハト麦:白米よりビタミンB2とタンパク質を多く含み、中国では古来から漢方や薬膳料理に使われた。
このように、玄米などの全粒穀物にはビタミンなどの栄養が豊富です。人間の食事でも玄米などの全粒穀物の食物繊維・ビタミン、ミネラルの効果が注目されていますよね。
しかも、全粒穀物はゆっくり吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができます(低GI)減量やダイエットを考えているわんちゃんにも最適ですね。
(参考)
ペットフードで使用される主な炭水化物原料
食品素材によるアントシアニンの成分特性と機能・利用
ハトムギの食品としての機能性と有効性
栄養成分など
粗たんぱく質:22.2%、粗脂肪:11.5%、粗灰分:4.5%、粗繊維:3.7%、水分:7.0%以下、代謝エネルギー:396kcal/100g
※気になる栄養成分などに色付けしています
灰分(ミネラル類)が4.5%とやや少ないので注意
灰分とはカルシウム、ナトリウム、鉄、リン、カリウム等のミネラル類の事です。
その灰分が4.5%と少ない(他のプレミアムフードだと7~9%程度)ので、このフードだけでなく、たまに他の食材をトッピングしてミネラル類を補給した方が良いですね。
公式サイトにも説明がありますが、特に成長期の子犬は成犬に比べて多くの栄養を必要とするので注意が必要です。
Q:【BATSUGUN】はパピー犬に食べさせてもいいですか?
A:構わないですが、人間の子供もそうですが、大人と同じ食事をしていても、やはりカルシウムやリンを摂取する上で、牛乳などを飲むと思うのです。
だから、気になるようでしたら【鰯】【チーズ】などで、カルシウム・リンなどを補給することをお勧めします。(出典:バツグンドッグフード公式サイト)
高カロリー(396kcal/100g)なので与えすぎ注意!
他のプレミアムフードは300~350kcal/100gが多いですが、それと比べて高めですね。
「高カロリーだから駄目だ!」という意味ではありません。少量で必要なエネルギーが摂取できるのがメリットです。
しかし、うっかり今まで与えていたフードと同じ量を与えていると、太ってしまうので注意が必要です。
また、今まで与えていたフードよりも給餌量が減るので、わんちゃんが食べ足りなくて、おねだりしてくるかもしれません。
その時は、愛犬のために心を鬼にして与えすぎないようにしましょう!
馬肉が主原料・100%無添加の国産フードです。
全ての原材料が国産で、しかも全ての原材料の原産地も公開して安心ですね。
しかし、灰分(ミネラル類)が少ないので、たまにフードに食材をトッピングして補給が必要です。
また、高カロリー(396kcal/100g)なので与えすぎに注意してください。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式 | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
|
初回購入 | - | ー | ー |
定期購入 | - | ー | ー |
通常購入 | 1728円(400g) 3240円(1kg) 7722円(2.5kg) 13176円(4.5kg) | 1728円(400g) 1728円(1kg) 3452円(2.5kg) 13176円(4.5kg) | 1728円(400g) 3240円(1kg) 7722円(2.5kg) 13176円(4.5kg) |
送料 | 680円(地域・注文金額などによる) | 600円以上(地域・注文金額などによる) | 店舗による |
最安値はAmazon
調査時点では、バツグンドッグフードの最安値はAmazonでした。
でも、価格の変動があるかもしれませんから、念のためにAmazonと楽天のどちらもチェックして、購入前に最安値を確認した方が良いですね。
バツグンドッグフードのQ&A
ここでは、ネットの口コミで見かけた、バツグンへの疑問点などに、編集部が分かる範囲で回答したいと思います。
Q:1日の給餌量はどのくらい?
・1kg以下…31g以下
・1~3kg…31g~72g
・3~5kg…72g~106g
・5~7kg…106g~136g
・7~10kg…136g~179g
・10kg以上…179g以上
ただし、これはあくまでも目安です。あなたの愛犬にとって最適な量を把握してあげてください。
最適な1日の給餌量を把握する方法につきましては、こちらの記事も参考にしてください↓
Q:子犬に与えても大丈夫?
生後7ヶ月未満の成長期の子犬にはおすすめできません。理由は、たんぱく質(22.2%)、灰分(4.5%)が少ないからです。
まず、たんぱく質ですが、他のプレミアムフード(子犬用)だと35%程度のフードもあります。骨や筋肉が成長する子犬にとって、たんぱく質は非常に重要です。
AAFCOの基準では子犬に必要なたんぱく質は22.5%となっています。(参考:ペット栄養学会誌・AAFCO2016年版における犬猫の栄養素プロファイル概要(前編) ペット栄養学会誌・AAFCO2016年版における犬猫の栄養素プロファイル概要(後編))
少しの違いですが、やはり成長期の子犬には子犬用に栄養調整されたフードを与える事をオススメします。人間でも、食べ盛り・育ち盛りの中高生と高齢者とでは、食べ物は違いますよね?
灰分(ミネラル類)については、公式サイトでは他の食材で補給するように説明があります。
Q:【BATSUGUN】はパピー犬に食べさせてもいいですか?
A:構わないですが、人間の子供もそうですが、大人と同じ食事をしていても、やはりカルシウムやリンを摂取する上で、牛乳などを飲むと思うのです。
だから、気になるようでしたら【鰯】【チーズ】などで、カルシウム・リンなどを補給することをお勧めします。(出典:バツグンドッグフード公式サイト)
しかし、灰分だけでなくたんぱく質も少ないので、特に生後7ヶ月未満の成長期の子犬にはおすすめできないフードです。
なお、子犬のドッグフードの選び方については、こちらの記事も参考にしてください↓
Q:保管方法はどうすればいいの?
直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管してください。
なお、バツグンドッグフードは天然由来の酸化防止剤(ローズマリーなど)すら使用してない、100%無添加フードです。
ですから、開封したら1ヶ月程度で食べきって下さい。無添加で体に優しいのですが、その反面、開封したら長持ちしませんので注意して下さい。
ドッグフードの保存方法については、こちらの記事もご覧下さい↓
Q:もし、食べない時はどうすれば良いの?
「せっかく買ったのに食べない」「食いつきが悪い・食べ残す」そんな時は、ふやかして与えてみてはいかがでしょうか?
好き嫌いが激しくてあまり食いつきがよくない偏食のわんちゃんでも、新しいフードに切り替えた時は、ふやかすことでニオイが強くなり食べることもあります。
ドッグフードのふやかし方はこちらの記事も参考にしてください↓