- 投稿日
- 2019年6月29日
- 更新日
ブッチドッグフードの口コミ体験レビュー。評判や安全性をドッグヘルスアドバイザーが評価
この記事では「ブッチ(butch)・トライアルセット(ブラック・ホワイト・ブルー)」について、このフードを実際に購入したレビュー&口コミと、安全性などについて編集部のドッグヘルスアドバイザーが解説します。

・ニュージーランドでは家畜は放牧で育て、農薬・化学肥料は一切不使用の自然の牧草を食べている。抗生物質や遺伝子組み換え飼料も与えていません
・成犬と子犬向きの高タンパクのフード
・食材を低温調理するので、栄養素の破壊を最低限に抑えている
・保存料・着色料・香料など危険視されてる化学添加物は不使用
・総合栄養食の基準をクリア。このフードと新鮮な水だけで犬に必要な栄養を全て摂取できる
・高カロリーなので与えすぎ注意
・ウェットフードを食べ慣れていない場合は下痢する事もある。最初は少量を与えて様子をみる
評価項目 | 評価 |
---|---|
良質なタンパク質 主原料として良質の肉が使用されているか? | ◎ |
無添加 合成保存料や合成着色料など人工的な添加物が含まれないか? | ◎ |
ヒューマングレード 人間でも食べられるか? | ◎ |
栄養素 犬に必要な栄養素が十分に摂取できるか? | ◯ |
内容量 | 800g、2kg |
価格 ※税込 | 1,263円(800g) 2,527円(2kg) ※どちらも定期コース 3,000円(800g×3本) ※お試しセット |
1日当たりの価格 ※体重10kg成犬の柴犬の場合 | 547円 |
原産国 | ニュージーランド |
実際に通販で購入した口コミ体験レビュー

ブッチはとことん無添加にこだわった生肉ウエットフードです。着色料や保存料などは一切不使用のプレミアムウェットフードです。
さらに、他社のウェットフードでは形状維持によく使われる、安全性が疑われる「プロピレングリコール」を含まず、砂糖、小麦、グルテン、イースト、人工調味料・香料、エトキシキンなど、危険視されている添加物を徹底排除したナチュラルフードです。
安全基準がもっとも厳しいといわれるニュージーランドの原材料を使用し、生肉と同じくらいの栄養成分と水分を保持できるよう製造されています。初回トライアルセットは800gの人気の三種類が入って、鮮度を保てるフレッシュキャップつきです♪
クール便で届くので、ウェットフードでも鮮度が保たれています。
今回はお試しセット(800g×3本)を購入しました。こちらはブラックレーベルです。ビーフ、ラム、チキンが主原料(原材料の76.5%)を贅沢に使った人気No1の商品です。
こちらがホワイトレーベル。赤身肉にアレルギーを持つ子のために、お肉はチキンのみが主原料(原材料の80%)となっています。
こちらは犬猫兼用のブルーレーベル。猫ちゃんのためにタウリンを配合し、お魚とチキンが主原料(原材料の92%)を使った、わんちゃん・ねこちゃんのどちらにも与える事ができるタイプです(珍しいですね)
パッケージの裏面に、切り分けるための100g単位の目安ラインが入っているので便利ですね。わんちゃんの給餌量に合わせて切り分けてください。
100gでこれくらいの量です。ブラックレーベルは黒コショウが振られたレアステーキのような、ピリっとしたお肉感あふれる香りがします。
触感はやわらかく、しっとり。角切りにしてみました。
ホワイトレーベルは赤身肉が苦手・アレルギー持ちの子のために、お肉はチキンが100%です。
こちらは細切りにしてみました。
ブルーレーベルは猫ちゃんも食べられる犬猫兼用仕様で、チキンと魚をメインに使っています。
こちらは薄切りにしてみました。
ブッチは生ハムのような楕円形ですが、800gのタイプで直径はおおよそ6.5㎝くらいです。
また、ブッチを食べにくそうにしてる子にはスプーンでつぶしてあげたり、よく噛む子には大きめの乱切りにしたり‥と、与え方は自由度が高いです。
今回はあまり気にせず切りましたので、大きさはバラバラですが、小型犬なら1cm角くらいが食べやすいサイズでしょう。
耐熱容器に移してラップをかけ、10秒程度レンジであたためると、より香りが立ちます。冬場は少しあたためてあげると食欲が増しそうですね。
こちらの写真はブラックレーベルです。100gを五頭で分けてましたが、それでもたっぷりの量でした。写真では分かりにくいですが、コーンの黄色、エンドウ豆の緑、ニンジンの赤。彩りが綺麗で、これだけで特別な日のディナーのようです。
なお、はじめからブッチだけにしてしまうと下痢など、お腹を下すかもしれないので、いつものフードにトッピングする形にしています。
ブッチに限らずどんなフードでも、新しいフードに切り替える際には、今までのフードの10%程度を新しいフードに置き換えて、1週間~10日くらいかけて完全に新しいフードに切り替えると、わんちゃんの負担も軽くなります。
切り分けたら、残りは付属のフレッシュキャップで蓋をして冷蔵庫へ。
また、ブッチの公式サイトにも説明があるように、開封後は10日以内に食べきってください。
食べきるまでに日数がかかりそうな時や、傷みやすい夏場はさらにラップもした方が安全です(フレッシュキャップは毎回洗って、清潔を保つようにした方が良いですよ)
※Q&Aコーナーでは冷凍保存の方法も解説しています。
ブッチを人間が食べてみた(よい子はマネしないで!)
生ハムのようで、人間が見てもおいしそうなブッチですが、実際お味のほうはどうなんでしょうか?ここでは、三種類を食べ比べしてみました(笑)
左からブラックレーベル、ホワイトレーベル、ブルーレーベルです。
まずブラックレーベルから。
かじってみると食感はやわらかく、徐々に味が濃くなって冒険感が増してきました。火が通ったお肉よりもワイルドで生っぽいです。
固くて噛み切れないものがありました。白い小さな粒だったので、おそらく玄米だと思います。
次はホワイトレーベル。
お肉の種類はチキンのみを使用しており、匂いはまろやかです。食感はブラックレーベルよりもほろほろしています。
はじめの味は淡白でしたが、噛んでいくとかなり濃くなります。やっぱり噛み切れない白いものがあり、最後は少し苦味が残ります。匂いはよかったのに、味は苦手かも。
最後はブルーレーベルです。
噛みはじめるとお魚味が広がっていき、どんどん濃くなります。まさに猫が好きそうな味です。
予想よりもクセがなく、食べやすい方だと思います。噛み切れない白いやつはここにもいました。
三種類を食べ比べてみて、いちばんお肉感が強いのはブラックレーベルでした。
全体的に味は濃かったです。ユッケなどの生肉に慣れている方はお酒のアテにできるかもしれませんが(笑)私はちょっと苦手な味でした。
しかし、味覚より嗅覚で食べる犬たちには喜ばれそうです。生肉を食べていた狼の食事に近いのかな?という感想です。
愛犬に大人気!食いつきが凄いです(笑)
では、これから犬たちの実食タイムです。ブッチのパッケージを見た段階から落ち着きがなく、切り分けている最中に要求鳴きがはじまりました!
よほど美味しそうなニオイだったのでしょう。まずは、代表で長女(ミニチュアダックス)からです。
許可が下りた途端がっつきました。目を剥いて必死です。
フードの好き嫌いが激しい長老(長男・ミニチュアダックス)も「早くよこせ」とお怒りになるほど大人気でした(笑)
長女は袋についた残りカスをいじきたなく舐めています。「もうないの? おかわり希望!」
「ブッチをあげたら下痢をした」というコメントを見ることがありますが、うちの子は全員おなかを壊すことはありませんでした。うんちも特別変化はなく、ほどよい固さのいいうんちでした♪
ブッチに限らずどんなフードでも、新しいフードに切り替える際には、今までのフードの10%程度を新しいフードに置き換えて、1週間~10日くらいかけて完全に新しいフードに切り替えると、わんちゃんの負担も軽くなります。
猫にもあげてみたら、大喜び!
ブルーレーベルは猫ちゃんも食べられるようにタウリンが配合されている犬猫兼用フードです。
お魚が入っているのも猫ちゃんにうれしいポイントですね。せっかくなので、チーム猫にも実食してもらいました。
「にゃんだこれ!」すぐさま集まってきました。
食べられるものか確かめるように何度も舐めて、しばらく経ってから口に含みました。もっとがっつくと思っていたのですが、意外に慎重です。
おいしいと分かると、凄いスピードで完食しました。「次もブッチよこせよ」と訴えてきそうでちょっと怖いです(笑)
ブッチの口コミや評判ってどうなの?
良い口コミ
悪い口コミ
ブッチの口コミ・評判まとめ
「食いつきが良い」「涙やけがキレイになった」「毛艶が良くなった」など、良い口コミが多かったですね。
さらに、ブッチを購入した理由としては、「夏場など食欲が落ちた時」「ダイエット」「ご褒美」「手作り食の代用」「消化能力や噛む力が落ちた高齢犬のため」など、色々な目的で購入されているのが印象的でした。
また、悪い口コミはほとんど見かけなかったのですが、「品質が良いのはわかるけど、価格が高い」という口コミをチラホラみかけました。
原材料にオーガニックの新鮮な肉や魚を使用して、100%無添加のフードなので値段が安くできないのは仕方ないのですが、近所のスーパーで生肉を購入して、手間と時間をかけて手作りするよりかはお得です。
品質と価格のバランスは難しいのですが、ブッチは手作り食と比べても原材料の質と栄養バランスが良いですから、毎日献立を考えて手作り食にするより、コスパは良いですね。
ブッチが気になるけど価格が高いかなぁと思う方は、他のフードと1ヶ月単位でローテーションすれば、上手に予算調整できるかもしれませんね。
ブッチの原材料と栄養成分
ブラックレーベル・原材料一覧
ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%
※気になった原材料に色づけしています
ホワイトレーベル・原材料一覧
チキン(生)80%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.5%、大豆 4%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)4%、玄米(破砕・ゆで)2%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%
※気になった原材料に色づけしています
ブルーレーベル・原材料一覧
チキン(生)67%、フィッシュ(全体/ムロアジ等)25%、玄米(破砕・ゆで)3.5%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、魚油(オメガ3脂肪酸)1%、パセリ 0.2%、ケルプ(海藻)0.1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、タウリン、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ユッカ 0.1%
※気になった原材料に色づけしています
原材料は全てニュージーランド産
食品安全基準が世界で最も厳しいニュージーランドの第一次産業省(日本の農水省に当たる)の検査に合格した原材料のみ使用。
ニュージーランドでは牛や羊など家畜は放牧で育てられ、農薬・化学肥料は一切不使用の自然の牧草を食べています。抗生物質や遺伝子組み換え飼料も与えていません。
また、年間輸出額の約50%が食品または食品関連の輸出で、食肉・乳製品・野菜などの食品輸出はニュージーランドの基幹産業。そのため食品の安全を国が徹底管理しています。
だから、過去160年ほどの間、口蹄疫やBSE(牛海綿状脳症)などの深刻な家畜の病疫が全く発生していません。
(参考)
・オーストラリアおよびニュージーランドにおける食品の安全確保の体制に関する調査報告書・内閣府・食品安全委員会
・ニュージーランドの牛肉生産事情・農畜産業振興機構

ドッグフードの原産国の定義ですが、ペットフード安全法では最終加工をした国を原産国とするように定められています。
だから、中国や韓国で製造して最終的な加工だけを日本で行い「国産」と表記してるドッグフードもありますから注意が必要です。
近所のスーパーやコンビニやホームセンターで販売されている格安国産フードは、実は中国の工場で製造されたものかもしれませんよ?
ブッチは全ての原材料が安全基準が最も厳しいニュージーランド産で、最初から最後までニュージーランドの工場で製造されています。
この「国産」の定義について詳しくは、こちらの記事をご覧下さい↓
「国産」「無添加」ドッグフードに注意!2つの問題点と危険な添加物とは?
中国や韓国の工場で製造しても、日本国内の工場で最終加工すればペットフード安全法では「国産」と表記できるんだよ!「原材料が国産」という意味ではないから注意してね!
肉の含有量が76.5~94%!生肉だから栄養素を最大限摂取できる
原材料の肉の割合は76.5~94%と高タンパクです。
しかも、ヒューマングレードの新鮮生肉を使用していますので、乾燥肉と比べてビタミンなどの栄養素を最大限、摂取できるようになっています。
さらに、80~98℃の熱で15分程度、食材を低温調理するので栄養素の破壊を最低限に抑えています。
犬は肉食動物です!だから、植物の消化は苦手なんです
オオカミが家畜化して犬になりました。だから狼が祖先である犬は肉食動物です。ただし、ネコ科の動物ほどの肉食性ではなく雑食よりの肉食です。
犬は大腸の長さが身長の5倍しかありません(ネコやトラは4倍、オオカミは4~4.5倍、人間は10倍、羊は25倍です)腸が長いのは草食動物で、短いのは猫やオオカミのような肉食動物です。肉は胃酸でほぼ溶けますから、肉食動物は腸が短くても良いのです。
肉に比べて植物の中の養分は少ないので,腸などの消化器官で時間をかけてしっかりと養分を分解・吸収する必要があります。肉食動物の犬は腸が短いので、穀物などの植物は消化しにくい仕組みになっています。
犬の歯は草食動物のように、穀物をすりつぶすための臼歯のような機能がほとんどなく、歯はハサミ状に重なりあって、肉や骨を鋭く切り裂き、砕くようになっています。そしてほとんどが丸呑みです。
犬の歯は、門歯、犬歯、前臼歯、後臼歯を合わせて42本あります。(乳歯の場合28本)
食べ物をすり潰したり、しっかり噛み砕く為に使う歯は臼歯ですが、草食動物に比べて発達していません。
さらに、穀物に多く含まれる炭水化物の消化に必要な消化酵素「アミラーゼ」をごく少量しか持っていません。
でも、肉食動物だからといって、肉だけでは栄養不足です
犬の祖先のオオカミは獲物(鹿などの草食動物)を仕留めたら、肉、骨、心臓、肝臓など、色々な部位を食べることで、タンパク質だけでなく、ビタミンなどの必要な栄養素を摂取しています。(参考:犬は肉食動物なの? http://ziwipeak-jp.com/column/899)
それと同じように、犬に肉だけ与えていたら不十分です。タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルがバランスよく必要です。
ブッチは総合栄養食としての基準をクリア。ブッチと新鮮な水だけで、たんぱく質だけでなく、ビタミンなど犬にとって必要な栄養を全て摂取できます。
穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)
繊維質を補うために、グルテン除去されたとうもろこしが入っています。だから小麦やグルテンアレルギーのわんちゃんには安心ですね。
ただし、グルテン除去していても、とうもろこし自体にアレルギーがあるわんちゃんは注意が必要です。
大豆・エンドウ豆
大豆は良質なたんぱく源ですが、大豆アレルギーのわんちゃんは多いので注意が必要です。その一方、エンドウ豆はマメ科の植物で、比較的アレルギーがおきにくいと言われています。
大豆アレルギーを持っていてもエンドウ豆は大丈夫、ということがあるので、アレルギー対策フードに使われることが多いです。
凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)
水分を多く含む食品の形状を保つために使われるのが凝固剤です。増粘剤ともいいます。
ウェットフードにはほぼ使われており、私たち人間が食べているハムやゼリーやアイスクリームなどにも使われています。
ただし、ブッチでは、他社のウェットフードでは形状維持によく使われる、安全性が疑われている「プロピレングリコール」は不使用です。
ブラックレーベルの栄養成分など
粗タンパク質:10.5%以上、粗脂肪:8.0%以上、粗繊維:1.0%以下、粗灰分:3.1%、水分:70%以下、塩分:0.3%以下、カロリー:121.4kcal/100g、総合栄養食
ブッチのようなウェットフードはドライフードよりも水分量が多いので、正確な数値が出ないのが特徴です。このままでは分かりづらいので、水分を0%とした場合の乾物重量換算をしてみましょう。
計算式はこのようになります。
乾物換算したい数値÷(100-水分量)=水分を0とした場合の数値
例えば、タンパク質で計算してみると以下のようになります。
10.5(※タンパク質)÷(100-70)(※水分量)×100=35%
乾物換算後の栄養成分(水分量を0とした場合)
粗タンパク質:35%以上、粗脂肪:26%以上、粗繊維:39%以下、粗灰分:10%、カロリー404kcal/100g、総合栄養食
※気になる部分に色づけしています
ホワイトレーベルの栄養成分など
粗タンパク質:10.5%以上、粗脂肪:8.0%以上、粗繊維:1.0%以下、粗灰分:3.6%、水分:70%以下、塩分:0.3%以下、カロリー:123.3kcal/100g、総合栄養食
乾物換算後の栄養成分(水分量を0とした場合)
粗タンパク質:35%以上、粗脂肪:26%以上、粗繊維:39%以下、粗灰分:12%、カロリー411kcal/100g、総合栄養食
※気になる部分に色づけしています
ブルーレーベルの栄養成分など
粗タンパク質:11.0%以上、粗脂肪:8.0%以上、粗繊維:1.0%以下、粗灰分:3.4%、水分:70%以下、塩分:0.3%以下、カロリー:125.7kcal/100g、総合栄養食
乾物換算後の栄養成分(水分量を0とした場合)
粗タンパク質:35%以上、粗脂肪:26%以上、粗繊維:39%以下、粗灰分:11%、カロリー419kcal/100g、総合栄養食
※気になる部分に色づけしています
高カロリーなので与えすぎ注意
他のプレミアムフードは300~350kcal/100gが多いですが、ブッチの乾物換算後のカロリーは約400kcal/100gと高めです。
「高カロリーだから駄目だ!」という意味ではありません。少量で必要なエネルギーが摂取できるのがメリットです。
しかし、何も考えずに公式サイトで説明されている給餌量の目安だけを鵜呑みにして与えていると、太ってしまう事もあるので注意が必要です。
特に、高齢になってからの肥満は足腰の関節や心臓に負担をかけるので特に注意が必要です。
また、今まで与えていたフードよりも給餌量が減るので、わんちゃんが食べ足りなくて、おねだりしてくるかもしれません。
その時は、愛犬のために心を鬼にして与えすぎないようにしましょう!
※ドッグフードの1日の給餌量については、こちらの記事も参考にしてください
シニア犬にはトッピング程度にする
乾物換算した場合の粗脂質が20%を越えているのもやや気になります。
ブッチはオーガニックの新鮮生肉が主原料なので、上質の脂質ではあるのですが、基礎代謝が低下したシニア犬に与えるのは栄養過多でしょう。
ですから、高タンパク・高脂質を考えると、シニア犬にブッチだけを継続して与えるのはオススメできません。たまにドライフードにトッピングする程度が良いでしょう。
逆に、成犬や成長期の子犬向きの栄養たっぷり満点のフードだと言えます。
食品安全基準が世界で最も厳しいニュージーランドの第一次産業省(日本の農水省に当たる)の検査に合格した原材料のみ使用した、安心・安全なウェットフードです。
総合栄養食の基準をクリアし、このフードと新鮮な水があれば犬にとって必要な栄養を全て摂取できます。
しかし、高タンパク・高脂質なので、シニア犬に与える際にはいつものフードにトッピングする程度にしておきましょう。
逆に、オーガニックの新鮮生肉の上質のたんぱく質・脂質が摂れるので、成犬や成長期の子犬向きの栄養満点のフードと言えます。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の値段を比較!
公式 | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
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|
初回購入 | 3,000円(800g×3本) | ー | ー |
定期購入 | 1,263円(800g) 2,527円(2kg) | ー | ー |
通常購入 | 1,404円(800g) 2,808円(2kg) | ー | 1,404円(800g) 2,808円(2kg) |
送料 | 864円(地域・注文金額などによる) | ー | 1188円(地域・注文金額などによる) |
最安値は公式サイト
調査した結果、ブッチの最安値は公式サイトでした。初回購入なら公式サイトのお試しセット(800g×3本、フレッシュ・キャップ付)が最もお得です。
楽天でも販売されていましたが、公式サイトよりも送料が高く、しかもお試しセットの販売がありません。Amazonではそもそも販売されていませんでした。
お得に購入するなら定期コース(10%OFF)がおすすめ
また、公式サイトでは1回限りの通常購入もありますが、定期コースを利用した方がお得です。
定期コースを利用するとずっと10%OFFで購入できます。
お届けの周期は自由に選べるので、他のフードとローテーションするのも良いですね。
定期コースはいつでも解約が可能
ブッチは定期購入の縛りは一切ありません。次回お届け予定日の3日前までなら、いつでも解約可能です。
ブッチドッグフードのQ&A
ここでは、ネットの口コミで見かけた、ブッチへの疑問点などに、編集部が分かる範囲で回答したいと思います。
Q:ブッチは加熱してない生肉なの?
80~98℃で15分程度、低温加熱調理されています。
火を通す事で肉の安全性を確保しつつも、低温調理により原材料に含まれる自然の栄養成分の破壊を最低限に抑えています。
Q:スーパーなどの店舗で販売してる?
下記の一部店舗で販売しています。
・イオンペット、PeTeMo、pecos(一部店舗)
・ペットフォレスト(一部店舗)<北海道>
・ドッグサロンシェリー(札幌市中央区)<千葉県>
・犬ごころ ららぽーとTOKYO-BAY店
・カムカム・ラブー 浦安店<東京都>
・犬の生活
・カムカム・ラブー 葛西店
・ペットウィズ 渋谷店
・ペットウィズ 吉祥寺店
・MAMMY(小平市)
・PETDESIGN 自由が丘店<愛知県>
・ディスワン小牧店
・PETDESIGN 長久手店<京都府>
・京都ペット病院(京都市中京区)<大阪府>
・トリミングドッグホテル RYO&REI 深江橋店<大分県>
・PETDESIGN イオンモール三光店(引用:公式サイトより)
しかし、お試しセットの販売はしてません。
ですから、初回購入時はネット通販(公式サイト)でお試しセットの購入がお勧めです。
Q:1日の給餌量はどのくらい?(小型犬・中型犬・大型犬別に解説)
まずは、ブッチが提供している給餌量のガイドラインが参考になりますよ。
→Butch・1日当りの供与量ガイドライン(公式サイト提供)
もしくは、ブッチに同封されていたパンフレットも参考になりますね。
小型犬の場合
体重2kg未満‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら45日程度で食べきります
体重5kg未満‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら22.5日程度で食べきります
中型犬の場合
体重10kg未満‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら12日程度で食べきります
体重20kg未満‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら9日程度で食べきります
大型犬の場合
体重30kg未満‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら4.5日程度で食べきります
体重40kg以上‥トッピングするだけなら、ブッチ2kgサイズなら3日程度で食べきります
ただし、これはあくまでも目安です。あなたの愛犬にとって最適な量を把握してあげてください。
最適な1日の給餌量を把握する方法につきましては、こちらの記事も参考にしてください↓
Q:未開封なら賞味期限はどのくらい?
パッケージに賞味期限が印刷されていますが、未開封(要冷蔵)でおおよそ6ヶ月程度です。
Q:開封後の賞味期限と保管方法は?
開封後は10日以内に食べきってください。付属のフレッシュキャップでフタをして、冷蔵庫に保存してください。
しかし、小型犬の場合は、開封後10日以内に食べきれない場合もありますので、最初に1食分づつ切り分けて冷凍すると管理しやすいです。
切り分けたフードを1食分づつラップをして、タッパなどにいれて冷凍庫に保管してください。
解凍する場合は、翌日に食べる分を事前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させて自然解凍させます。もしくは、レンジ(500~600w)で30秒ほど解凍します。
ただし、品質劣化が懸念されるため、一度解凍したら再冷凍はしないでください!
肉の冷凍・解凍を繰り返すと食中毒菌の増殖につながりますし、そもそも風味が著しく落ちるのでやめましょう(参考:日本食肉消費総合センター)
Q:もし、食べない時はどうすれば良いの?
トッピングしたり、いつものフードと交互に与えてみたり、さらには少しつぶしたり、温めるのもオススメです。
食べない原因は様々だと思いますが、ブッチに限らずどんなフードでも、新しいフードに切り替える際には、今までのフードの10%程度を新しいフードに置き換えて、1週間~10日くらいかけて完全に新しいフードに切り替えてください。すると、わんちゃんの負担も軽くなります。
Q:ブッチを食べたら下痢する?
下痢の原因は「肉が合わなかった」「アレルギー」などの理由も考えられますし、フードをいきなり全て「ブッチ」に切り替えてしまう行為も原因になります。
ブッチに限らずどんなフードでも、新しいフードに切り替える際には、今までのフードの10%程度を新しいフードに置き換えて、1週間~10日くらいかけて完全に新しいフードに切り替えると、わんちゃんの負担も軽くなります。
もし、下痢や嘔吐が続くようなら、早めに動物病院へ行って下さい。