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ドッグフードの危険な原材料と「残留薬剤」安心・安全な原材料を見分ける2つのポイントとは!?

倒れた犬
見逃していませんか?愛犬の助けて!のサイン

<こんな症状は要注意!>
□前足をよくなめる
□耳をよくかく
□ムズムズといつも体がかゆそう
□涙やけがむごい
□下痢・軟便が続く
□よく吐く
□毛づやが悪い
□毛の量が少ない
□いつも元気がない

こんな症状はもしかすると、ドックフードの「原材料の肉」が原因かもしれませんよ?

ドックフードに使われる原材料には、人間用としては使えない残留薬剤・医薬品を含んだ肉が使われていると言われています。

この残留薬剤により、アレルギーがでたり、奇形の子犬が生まれたり、腎臓など内蔵にダメージを受けたり‥という報告があります。

この記事では、ドックフードの危険な原材料と残留薬剤について考えてみたいと思います。

世界初のドックフードの原材料は「質の低い穀類」と「廃棄用の肉」

犬用ビスケット
世界で最初のドッグフードは、アメリカ人のジャームズ・スプラットが、仕事でイギリスに来た時に港で見つけた、廃棄された「航海に持って行く船員用のビスケット」からヒントを得て作ったものと言われています。

この犬用のビスケットが今のドライドックフードの原型で、イギリスで販売されるようになったのは1860年の事です。富裕層を中心に人気があり、

さらに1870年にアメリカでも販売されるようになり、爆発的に人気が出たという歴史があります。(参考:Spratt’s https://en.wikipedia.org/wiki/Spratt%27s)

こちらは世界初のドックフードの広告です。
1876 ad for Spratt's Patent Meat Fibrine Dog Cakes

当時は、「犬専用の食事」という概念自体が斬新で、ドックフードは近代的でおしゃれなイメージがあったのではないでしょうか?

しかし、このドッグフードには質の低い穀類と廃棄用の肉を原材料として、体調を崩す犬も多くいたことから、ドッグフードが犬にとって本当に安心・安全なのか?当時から現在まで議論が続いています。(参考:起源を知ろう https://www.k9natural.jp/コラム/ドッグフードの歴史/)

まず最初に確認するべきポイントは主原料!

環境省「知って納得!ペットフードの表示」
(環境省「知って納得!ペットフードの表示」パンフレットより抜粋)

ペットフード安全法では、名称、賞味期限、原材料、原産国、事業者名および住所について、日本語で表記することが義務付けられています。

また、使用した原材料(添加物を含む)を全て記載しなければなりません。

ただし、中国産の原材料を使っていても、最終的に日本の工場で加工すれば日本国産と表示できます。また、原材料自体に含まれる添加物の表示義務はありません。これが規制の「抜け道」になっています。

※この「抜け道」について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

「国産」「無添加」ドッグフードに注意!2つの問題点と危険な添加物とは?

ペットフード安全法では、原材料名の記載順序は特に規定していませんが、原則は多い順に記載することが望ましいとされています。

この記載の順番については、ペットフード公正取引協議会が定めた「ペットフードの表示に関する公正競争規約施工規約」において、添加物以外の原材料については、原材料に占める重量の多い順に(左から)記載するものとされています。

これには法的な拘束力はなく、あくまで自主規制ルールです。しかし、国内のほとんどの企業がこのルールを守って表示しています。

ですから、購入前に真っ先に確認するポイントは、原材料表で最初(最も左)に記載されている主原料です。

ここでは、実際のドックフードを例にして確認してみましょう!

穀類(グレイン・グルテン・麦・とうもろこし・豆・米など)

穀類
このドッグフードの原材料表の最初に記載されているのは穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)です。ですから、主原料は穀類となります。

犬は肉食動物なので穀類などの植物の消化は苦手です。ですから、このように主原料が穀類のドックフードはそもそもオススメしません。悪い例です。

「グレインフリー」「グルテンフリー」とは?
小麦粉
最近「グレインフリー」「グルテンフリー」というフードが増えています。ドックフードにおいて、グレインフリーとは「穀類を含まない」という意味です。またグルテンフリーは「麦やグルテンを含まない」を意味します。

穀物や麦(グルテン)のアレルギーのわんちゃんに、グレインフリー・グルテンフリーのドックフードが注目されています。

しかし、写真のフードは「とうもろこし」や「小麦粉」が入ってるので、グレインフリーではありませんし、グルテンフリーでもありませんね。

それでは、個別に原材料を確認してみましょう。小麦粉、とうもろこし、はわかりますが、ホミニーフィード、コーングルテンミール、脱脂米糠とは、どのようなものでしょうか?

ホミニーフィードとコーングルテンミール
とうもろこし
ホミニーフィードとは、とうもろこしからデンプンなどを取り出した後のとうもろこし胚芽、皮及び微粉状のデンプンの混合物です。いわゆる副産物で、人間用の食品を製造する時にできた残りカスです。(参考:ホミニーフィード https://ja.wikipedia.org/wiki/ホミニーフィード)

コーングルテンミールとは、とうもろこしの胚芽と繊維を除いたデンプンとタンパク質(グルテン)の混合物からデンプン(コーンフラワーとして商品にする)を取り除いた残りを集めて乾燥させたものです。これも残りカスですね。(参考:コーンウエットミリング http://www.starch-touka.com/cornwetmiring.htm)

脱脂米糠
米
脱脂米糠はその中の通り、糠成分から油を搾り取った残りです。玄米を精米して発生した生ぬかから搾り取った残りの部分で、副産物です。これも残りカスですね。ドッグフードのタンパク質などの栄養成分の増加に用いられます。

グルテン
小麦
グルテンは小麦やライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。グルテンはグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状に繋がったもので、人用ではパンなどの網目構造を作る役目をします。

ドックフードでは、細かい肉などを繋いで、大きく美味しそうな肉にするための接着剤(バインダーといわれます)として使われたり、ドライフードの粒をまとめるつなぎとして使ったり、あるいはタンパク質成分の増量に使われます。(参考:粉末状小麦たん白(小麦グルテン) https://www.glico.com/nutrition/product/ingredient/wprotein/)

このフードには小麦粉が含まれていますから、グルテンも含まれています。

グルテンはアレルギーを引き起こす可能性が高い原材料と言われており、特にグルテンに反応陽性の慢性腸症にはグルテンフリーの食べ物が有効です。(参考:慢性腸症 http://www.lien-ah.com/syourei/syourei42.html)

愛犬がいつも慢性的に下痢や嘔吐をしたり、食欲があまり無いなど、胃腸の調子が悪かったらグルテンのアレルギー症状かもしれませんよ。動物病院での受診とアレルギー検査をオススメします。

大豆ミール
豆
このフードには大豆ミールも含まれます。大豆ミールは大豆から油を搾った後の搾りかすです。醤油などの搾りかすなども含まれます。

これ自体は危険なものではありません。しかし、豆などの穀類はアレルギー症状がでやすいといわれているので注意が必要です。

肉類(ミール・畜産副産物・肉骨粉・加水分解動物性タンパク質など)と残留医薬品問題

肉類
穀類の次に記載されているのは肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)です。

繰り返しになりますが、これは悪い例です。原材料表に「肉類」のような表示をしている場合は、そもそも購入をさけるべきです。

肉の品質が低いので、このような曖昧な表現をしているのでしょう。

肉の品質に自信のあるメーカーはもっと肉の詳細(原産国や使用した部位など)まで説明します。

ミートミール
豚肉
肉類の中で「ミート」と呼べるのは、牛、豚、羊、山羊のみです。(参考:What is in Pet Food https://www.aafco.org/Consumers/What-is-in-Pet-Food)

そして、上記の家畜の一部から取られたものが「ミートミール」です。このフードが牛・豚・羊・山羊のどの肉を使っているのかは不明ですが、いずれにせよ人間用の食材の残りカスです。

チキンレバーパウダー
肝臓
チキンレバーパウダーはそのままの意味で、鶏のレバーを粉末にしたものです。

肝臓は解毒作用を担う臓器ですので、体内の毒性物質が集められる場所です。レバーが好きなわんちゃんは多いと思いますが、過剰摂取は催奇性もあり注意が必要な原材料です。(参考:Rothman KJ, Moore LL, Singer MR, et al. Teratogenicity of high vitamin A intake. N Engl J Med 1995; 333:1369-1373.)

チキンミール
チキン
チキンミールは鶏から作られたもの、家禽ミールですとアヒルやガチョウ、七面鳥、鴨なども含まれます。

「ミール」というのは、動物の体の中で、人間が食べられる部分(主に筋肉成分)を取り出しだし、次に革を取り、さらに残りを粉砕し、油脂部分を取り除いた残りです。つまり残りカスです。畜産副産物といわれています。この行程をレンダリングと言います。(参考:日本畜産副産物協会 http://www.jlba.or.jp/con08_3.html)

家禽や魚類は小さいので体全部をレンダリングすることが多いようです。鶏だと、頭部、爪、トサカ、嘴、羽なども含まれるでしょう。これらに全く栄養がないというわけではなく、タンパク質などが相当量含まれています。

残留医薬品(ワクチン・抗生物質など)とレンダリングの問題点とは?
危険
しかし、この「レンダリング」は問題視されています。何が問題なのでしょうか?

鶏などの家畜に対して、日常的に投与されている抗生物質やワクチン、病気の治療で使用した薬剤などがそのままレンダリング処理されフードの原材料に混入して、それを食べた犬に重大な影響を与えると考えられているからです。

なお、家畜の飼養過程で与えた抗生物質などの薬剤を表示する義務はありません。(ただし、薬剤の使用履歴は記録されています)

<残留医薬品(残留薬剤)の影響>
【1】残留した抗生物質でアレルギー反応がでる。
抗生物質のペニシリン等は、アレルギー反応を誘発する薬剤であることが知られています。(参考:畜水産物の安全の確保に向けて http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/005_databox/0504_jouhou/0601_eiken_news/files/eiken_news154.htm)(参考:薬物アレルギーとは https://chugai-pharm.info/medicine/body/body005.html)
【2】残留した抗生物質で胎児の催奇性(奇形の子犬が生まれる可能性)がある
催奇性が報告されている抗生物質があります。(参考:昭和医会誌第60巻第1号 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma1939/60/1/60_1_16/_pdf)
【3】抗生物質の日常的な投与で薬剤耐性菌が発生する
抗生物質が効かない薬剤耐性菌により、日本でも治る病気が治らない事例が発生しています。(参考:治る病気が治らない!? http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3734/1.html)
【4】DNAや染色体に損傷を与えて遺伝的な障害がでる
遺伝的障害が発生する抗生物質が報告されています。(参考:動物医薬品検査所 http://www.maff.go.jp/nval/iyakutou/saihyouk/taisyo_seibun/H7siryo/h7_cp.html)
【5】残留したワクチンによる腎臓や膀胱へのダメージ
ワクチンに含まれるアジュバントの成分のアルミニウムが腎臓や膀胱などの機能低下を引き起こすという報告があります。(参考:食品中のアルミニウムに関する情報 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/aluminium/index.html)
【6】その他の薬剤の影響
抗生物質やワクチン以外にも、家畜の病気の治療で使用した薬剤が残留して、健康被害の可能性があります

例えば、鶏の雛は卵から生まれます。哺乳類のように初乳で免疫をもらうことができないので、非常にか弱い存在です。また、保温が必要なために狭いケージで沢山の雛を一度に育てます。
鶏舎
一羽でも感染症にかかると、あっという間に広がってしまいます。そのため養鶏場に雛を供給する施設では、雛の死亡率を下げるためにワクチン接種が行われます。(参考:採卵鶏育雛・育成 http://www.tomaru.com/production/section03.html)

こちらは、鶏用ワクチンの例です。
鶏用ワクチンの投与方法
(動物用ワクチンの基礎知識より http://www.maff.go.jp/nval/iyakutou/koenshiryo/pdf/161110_vaccinekiso.pdf)

これだけの病気とワクチンが列記されています(全部が接種されるとは限りません)。

雛はオスとメスに分けられ、卵を産まないオスは育てられて食肉として使われたり、ペットフードなどに利用されます。

成長のいつの時期にワクチン投与されるかは不明ですが、オスや死亡したメスなどを使った場合、このワクチンを含んだチキンミールができる可能性があります。

動物用ワクチンは、鶏だけではなく、家畜や魚類にも使われます。
魚
自然放牧された家畜や、海で自然に泳いでいる魚に比べ、狭い畜舎や狭い網の中で多数飼育しています。

ですから、病気の蔓延をあらかじめ防ぐことは、食料の安定供給には欠かせない面もあります。

動物用ワクチンに含まれるアジュバントとは?
注射器
ワクチンを含んだ原材料は「アジュバント」が特に問題視されています。

「アジュバント」とは、ワクチン接種の注射の際に、抗原(ウィルスや細菌)を長く注射部位に留まらせて接種動物に十分な免疫をつけさせるための成分です。動物用ワクチンに含まれています。

人間用の食品(家畜)については、安全が確認されたワクチンを投与し、さらに一定期間飼養した後に出荷されますから、ワクチンの影響はほぼ無いと言われています。

この動物用ワクチン(及びアジュバント)については、平成27年3月31日付けの「動物用ワクチンに添加剤として含まれる成分の食品健康影響評価」で、人への健康影響が無視できると評価された成分のみを添加剤として使用するワクチンは使用制限期間を設ける必要がないとされました。
アジュバント
(食用動物用ワクチンの使用制限期間の見直し http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/yakuzi/pdf/ga_2015sep.pdf)

この見直しでは家畜や水産物は、ワクチン接種後に一定期間飼養されるため、そのまま人は摂取しない、また注射局所の炎症や結節、腹腔内の臓器の癒着した部分などは廃棄の対象となる場合があるとされています。

ただし、上記の話は人間の食品向けの話です。
吐いてる犬
ペットフードではこのような考えはありません。どのような種類のワクチンを接種した家畜でも、気にせず全てそのまま原材料としてレンダリング処理されます。

注射局所の炎症や臓器に癒着した部分も、そのままレンダリング処理されます。

また病気で死亡した動物は人間用の食品として流通できないので、ペットフード専門のレンダリング処理に回されます。

ウィルスや病原菌は加熱処理で滅菌されているので問題はありませんが、抗生物質やワクチン以外にも、病気の治療で使った薬剤が混入している可能性は十分にあります。
毒
病気予防や成長促進のために抗生物質も日常的に投与されます。抗生物質を常に摂取していると、抗生物質のきかない薬剤耐性菌が発生したり、アレルギーを引き起こす可能性があります。(参考:家畜の抗生物質投与中止を WHO、農家に勧告 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23233390Y7A101C1CR0000/)

また雛のように体全体に占める頭部が多い原材料は、脳内ホルモン量が無視できません。脳内ホルモンの過剰摂取は犬のホルモンバランスに影響を与える恐れがあります。

少し説明が長くなりましたが、このように残留薬剤問題がありますので、レンダリングされた肉はそもそもオススメしません。

ですから、「肉類」「●●ミール」「●●パウダー」などがあれば、そもそも購入をさけるべきです!

「●●エキス」「●●パウダー」「●●粉」(チキンエキス、牛肉エキス、チキンパウダー、牛肉粉など)
にわとり
このフードには使用されてませんが、「●●エキス」「●●パウダー」「●●粉」(チキンエキス、チキンパウダー、牛肉粉など)もよく使われる原材料です。

これらは、製造方法自体は危険ではないのですが、問題視されている原材料です。

まずはチキンエキスですが、これは鶏の肉を酵素分解して得られたものか、高温で煮出した成分で、チキンスープのようなものです。(参考:チキンエキス https://www.fuji-foods.co.jp/product_process/div_03.html)

通常扱いが簡単であるため、乾燥粉末(チキンパウダー)で供給され、味付けの意味合いが強い原材料です。

牛肉エキスや牛肉粉も同じです。これらの製法自体は特に危険なものではありません。

しかし、ペットフードにおいては、そもそもこのチキンエキスや牛肉粉にする前の、レンダリング処理される鶏肉や牛肉などに前述の残留医薬品などの問題が指摘されています。

タンパク質加水分解物(加水分解動物性タンパク質)
うまみ調味料
また、タンパク質加水分解物という原材料もドッグフードにはよく使われます。その名の通り、タンパク質を酸や酵素で加水分解したものです。

タンパク質を加水分解すると、より小さい分子のペプチドやアミノ酸などが遊離します。

グルタミン酸など、旨味成分をもつアミノ酸が含まれ、ドッグフードの味をより美味しいものにします。(参考:タンパク加水分解物とは? https://www.ajinomoto.co.jp/products/anzen/keyword/protein.html)

この加水分解という製造方法自体は特に危険なものではありません。しかし、問題視されている原材料です。

その原因は加水分解する前のタンパク質の原材料にあります。

植物性タンパク質の場合は、とうもろこし、大豆、小麦などの穀類が原材料になるので、アレルギーのわんちゃんは注意が必要です。

また、動物性タンパク質の場合は、前述のように残留医薬品などの問題が指摘されています。

その他(油脂類・ビートパルプなど)

油脂類
格安ドックフードなどの原材料としてよく使われる動物性油脂などの油脂類についてもご説明します。これらも問題視されている原材料です。

動物性油脂
牛脂
動物性油脂は、レンダリング工程で取れる油です。牛脂やラードなどは人の食べ物でもありますね。

動物は脂肪の匂いに惹きつけられるので、ドッグフードの表面に吹き付けて食いつきをよくします(嗜好性を高めます)

この動物性油脂も問題視される事が多い原材料です。

吹き付けられた油脂は粒の一番外側にあるので、空気に触れやすく、酸化するのを防ぐため酸化防止剤が必要になることが多いからです。

次に、前述したようにレンダリング処理される原材料の残留医薬品などの問題があります。

ビートパルプ
さとう大根
ビートパルプとは、さとう大根(甜菜)を絞って砂糖を取り出した絞りカスです。さとう大根はサトウキビと同じく砂糖の主原料です。(参考:ビートパルプペレット http://www.jakks.jp/feed/single/singlefeed15.html)

さとう大根の主産物が砂糖、副産物がビートバルプとなります。

洗浄して牛の粗飼料として使われることが多いものです。ペクチン質を多く含むため牛の飼料として栄養価が高い飼料です。

このビートパルプはドッグフードにも入っている事が多いのですが、問題視されている原材料です。

まず、洗浄していないビートパルプは糖分が残留しているので、インシュリンの分泌を促す可能性があり、肥満や糖尿病のわんちゃんには与えないようにしましょう。

また、ビートパルプの繊維質は犬の腸ではほとんど消化できず、消化不良でそのまま排出されるため便秘になりやすいのです。

逆に、体調不良で軟便になっても、それを察知できなくなる可能性があります。

犬にとって最高に安心・安全な原材料とは?

肉を食べるオオカミ
オオカミが家畜化して犬になりました。だから狼が祖先である犬は肉食動物です。ただし、ネコ科の動物ほどの肉食性ではなく雑食よりの肉食です。

犬は大腸の長さが身長の5倍しかありません(ネコやトラは4倍、オオカミは4~4.5倍、人間は10倍、羊は25倍です)腸が長いのは草食動物で、短いのは猫やオオカミのような肉食動物です。肉は胃酸でほぼ溶けますから、肉食動物は腸が短くても良いのです。
体長と腸の長さの比較
肉に比べて植物の中の養分は少ないので,腸などの消化器官で時間をかけてしっかりと養分を分解・吸収する必要があります。肉食動物の犬は腸が短いので、穀物などの植物は消化しにくい仕組みになっています。

また草食動物のように、穀物をすりつぶすための臼歯のような機能がほとんどなく、歯はハサミ状に重なりあって、肉や骨を鋭く切り裂き、砕くようになっています。そしてほとんどが丸呑みです。
犬の歯

でも、肉食動物だからといって、肉だけでは栄養不足です

犬の祖先のオオカミは獲物(鹿などの草食動物)を仕留めたら、肉、骨、心臓、肝臓など、色々な部位を食べることで、タンパク質だけでなく、ビタミンなどの必要な栄養素を摂取しています。(参考:犬は肉食動物なの? http://ziwipeak-jp.com/column/899)

それと同じように、犬に肉だけ与えていたら不十分です。タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルがバランスよく必要です。(参考:ペットの食事学 犬編 http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/owner/knowledge/syokuji/dog1/index.html)

このように、肉食動物の犬にとって必要な栄養を過不足なく摂取できて、体に不要な合成添加物や残留薬剤を含まない原材料を使っているのが最高のドックフードという事になります。

では、どうすれば「犬にとって最高に安心・安全な原材料」を見分けることができるのでしょうか?これを最後にまとめたいと思います。

(まとめ)安心・安全な原材料の見分け方「2つのポイント」

犬は肉食動物です。だからオオカミが鹿などの草食動物を仕留めた時と同じ状態の「新鮮な生肉」が、犬にとって最も安心・安全な原材料となります。

当然ですが、新鮮な生肉に合成添加物は含まれません。残留薬剤も含まれません。また、肉食動物だから植物の消化は苦手です。

しかし、家庭で常に「新鮮な生肉」を与える事はできません。保存方法や経済的な負担を考えると難しいので、ドックフードを与える事になります。

この「新鮮な生肉」を100点として、いかに100点に近いドックフードを選ぶことができるのか?がポイントです。

ココまでの話をまとめますね。

【1】犬は肉食動物なので、植物(および穀類)の消化は苦手
【2】主原料が生肉になっている
レンダリングされた肉はNG
【3】残留薬剤を含まない
レンダリングされた肉はNG
【4】酸化防止剤や着色料など合成添加物を含まない(または少ない)
【5】犬に必要な栄養を過不足なく摂取できる

‥となります。特に、本記事では【2】と【3】を中心に解説しました。

まずは、生肉(鶏・牛・豚・羊など)が主原料(原材料表の最も左に表示)になっているフードを選んで下さい。

穀類が主原料になっているフードは避けるべきです。犬は肉食動物なので植物(穀物)の消化は苦手です。

また、原材料表に「肉類」「加水分解動物性タンパク質」「●●エキス」「●●パウダー」「●●粉」(チキンエキス、牛肉エキス、チキンパウダー、牛肉粉など)と表示されているのは、レンダリングされた肉ですからNGです!

「主原料が生肉」「レンダリングされてない肉」この2点を考えるだけで、原材料の安全性はぐっと高まります。

「肉類」「加水分解動物性タンパク質」「●●エキス」「●●パウダー」「●●粉」はレンダリングされた肉だから、購入はやめよう!

※レンダリング処理工場の悲惨な状況については、こちらの記事で説明しているのでご覧下さい。

【閲覧注意】市販のドッグフードは危険!マスコミが絶対に報道しないドックフード業界の闇とは!?

わんちゃんはドックフードを選べません。体調が悪くなっても言葉でしゃべって伝える事もできません。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主である、あなただけです!しっかりと調べてくださいね。

 

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