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一人暮らしで犬を飼うには?費用はいくら?しつけ方や育て方と3つの注意点

ミニチュアダックス
犬と暮らす毎日は楽しく、癒されるものになります。「犬を飼いたいけど、一人暮らしで平日は仕事があるし‥飼えるかな?」こう思っている方は多いでしょう。

一人暮らしの方でも、きちんと条件を満たせば飼うことができますよ。日本獣医師会が約3000人の犬猫の飼い主さんに対して実施した調査によると、実は、犬猫の飼い主さんの8.2%が一人暮らしをしています。

日本獣医師会発表「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査」より
一人暮らし(出典:日本獣医師会・家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度) http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_h27/index2.html#page109)

一人暮らしで犬を飼っている人は少数派ですが、問題なく飼えます。その為にはどのような育て方やしつけ方をすれば良いのか?また他にもどんなことに注意したら良いのか解説します。

犬との絆を深め、一人暮らしでも無理なく犬を飼えるように準備をしてくださいね。結論から知りたい方は、下の「もくじ」の「まとめ」をクリックしてくださいね。

3つの注意点

注意!
一人暮らしで犬を飼う際、いつくか注意するべき事があります。

あなたが出張や入院の時、またはわんちゃんが怪我・病気のときはどうするのか?
飼い主さんが旅行や長期出張のときにはペットホテルに預けたり、知人、ペットシッターに来てもらったりする必要があります。
出張
また、飼い主さんが急な病気や入院のときはどうするかも考え、準備しておく必要があります。近くに頼れる実家やお友達がいるなら、あらかじめお願いしておきましょう。

日本獣医師会が犬の飼い主さんに対して実施したアンケートによると「動物を飼う上で困る事・不安な事」という質問の結果はこのようになりました。
動物を飼う上で困る事・不安な事(出典:日本獣医師会・家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度) http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_h27/index2.html#page113)

1位:旅行や外出がしにくい
2位:病気などの治療にお金がかかる
3位:自分が世話ができないときに困る
4位:鳴き声など周囲への迷惑が気になる
5位:部屋のにおいが気になる
6位:病気や健康維持のための手間がかかる

さらに、わんちゃんが自転車や車にひかれて怪我をしたり、急に嘔吐してぐったりしたり‥という事があるかもしれません。

そうなると、すぐに動物病院に連れて行って、会社や仕事を休む必要もあるでしょう。急な欠勤や仕事のスケジュールの変更に対応できるでしょうか?
怪我をした犬
また、仕事の都合でどうしても自分が看病できない場合は、誰かにお願いする必要もあります。そのような人を確保できるでしょうか?

逆に言うと、近所にお世話を頼める親、信頼できる知人、ペットシッターなどがいないにも関わらず、一人暮らしで犬を飼うのは無理です!
拒否
仕事帰りはまっすぐ帰ることに耐えられる?
犬を飼うことで、いままで参加していた飲み会にも行きにくくなり、犬中心の生活になります。

みんなと仕事帰りに居酒屋やカラオケに行きたくても、犬が待っているので帰ることもある、ということをあらかじめ知っておきましょう。
飲み会
どうしても行く必要のある飲み会や、急な残業などへの対応は、面倒を見てくれる人を確保しておくか、オートフィーダー(自動給餌器)を活用しましょう。

また、ケージに入ってひとりで長時間留守番している犬の気持ちは、人間に例えるとこんな感じではないでしょうか?
檻にいる人
こんな感じの狭い檻の中に布団とトイレだけがあり、週5日、1日10時間も12時間もずっとあなたの帰りを待っている‥という状況です。

出勤前に必ず散歩に連れて行って、ウンチ・オシッコをすませて運動させ、疲れさせておきます。すると留守中のストレスは軽減されるでしょう。
散歩
さらに留守番させる時は、できるだけ広いケージ、または室内でフリー(放し飼い)の状態にしてください。もちろん、トイレトレーニングは必須です。

ずっと狭いケージやクレートに閉じ込めておくと、精神的に不安定な犬になって、日中ずっと無駄吠えして近所から苦情がきたり、食糞したり‥と問題行動がでる可能性があります!

犬を飼い始めたら、途中でやめる事はできない!(犬の寿命はおおよそ15年)
社会人なら、転勤や転職、また結婚・出産などライフステージで大きな環境の変化があるでしょう。時には引っ越しする必要もあり、そこで犬が飼える物件を探すことになります。
結婚
そういった人生の大きな変化があっても、犬をずっと飼えるかどうかも重要な条件です。

犬の寿命はだいたい15歳くらいです。場合によっては犬を介護をする必要もあります。当然、その15年間は犬の介護やお世話ができる元気で健康な年齢の人に限られます。
老犬
つまり、犬は飼い始めると15年くらいずっとお世話する必要があり、途中でやめる事ができないのです。絶対に忘れないでくださいね。

日本獣医師会が発表した資料の「飼育者の年代」の項目を確認すると興味深い事がわかります。
飼育者年代(出典:日本獣医師会・家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度) http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_h27/index2.html#page111)
犬の年齢が0~6歳の場合は、60代の飼育割合は19.7%ですが、犬が13歳以上になると60代は32.4%になります。つまり、高齢者ほど飼っている犬も高齢という結果になっています。

60代以上になると自分の健康上の問題で、近い将来、犬のお世話ができなくなるかもしれないと考え、若い犬を飼っていないと推測できます。

一人暮らしで犬を飼うのに必要な費用は?

犬を飼うには、どうしてもお金がかかります。犬の飼いはじめにかかる費用、犬を飼っていく中でかかる費用、急な病気やケガにかかる費用があります。
犬とお金

こちらの日本獣医師会の発表資料によると、犬の飼育費用としては月11,000円程度をかけています。
1ヶ月の犬の飼育費用(出典:日本獣医師会・家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度) http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_h27/index2.html#page129)
1ヶ月にかけている費用
・大型犬‥15,125円
・中型犬‥11,768円
・小型犬‥12,485円
・超小型犬‥11,650円

こちらのアニコム損保の発表資料によると、年44万円程度をかけていますね。
年間の飼育費用(出典:ペットにかける年間支出調査(2017年) https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2017/news_0180315.html)
1年間にかけた費用
・大型犬‥608,774円
・中型犬‥536,004円
・小型犬‥444,503円
・超小型犬‥377,015円

※先ほどの日本獣医師会の資料では年間13万円ほど(月11,000円)でしたので、数値が大きく違います。これは、アンケート対象の違いだと思われます。

アニコム損保はペット保険の契約者に対して調査を実施していますが、日本獣医師会では単純にネット内でのアンケートです。

この違いの理由ですが、あくまでも推測ですがペット保険の加入者の方が、犬にかける費用は高額になると思います。

飼いはじめにはケージなどの犬グッズの購入費用・畜犬登録費・ワクチン・場合によっては避妊・去勢手術などが必要です。

犬を飼っている間は、ペットフードやペットシーツを購入する必要があります。病気予防のワクチン・フィラリア予防などの費用も定期的にかかります。トリミングが必要な犬では、定期的にトリミングの費用もかかります。
トリミング
さらに犬は暑さ寒さが苦手です。留守中もエアコンが必要となるため、光熱費も上がることを覚えておきましょう。

臨時出費として突然の病気やケガなどの医療費、ひとり暮らしなら犬をペットホテルやペットシッターなどに預ける費用があります。
ペットホテル

一人暮らしで犬を飼うのに必要な3つの条件とは?

では次に、必要な条件について確認してみましょう。ご自分の環境や状況をチェックして、条件を満たしているかどうか検討してみてください。

ペットOK物件?そもそも、犬を飼える住環境かどうか
そもそも、あなたが今住んでいるところは、犬が飼えるでしょうか。ペット飼育不可の賃貸物件では、犬は当然飼えません。

一人暮らしで見つからないように飼うのは無理です。まずはペット飼育可の物件に住みましょう。
ペットOK物件
ペット飼育が可能でも、犬の大きさや頭数に制限がある場合があります。大家さんや不動産会社にしっかり確認しておきましょう。

部屋には犬用のケージやサークル、柵を置く必要があるため、ほどほどの広さが必要です。また、コードやコンセントをかじって出火したり、誤飲誤食をしたりなどの危険もあります。怪我・事故・火事などの危険を防ぐためにケージまたは柵が必須です。
火事
犬を飼う際にかかる費用が出せるか

こちらについては前述しましたので繰り返し説明しませんが、月11,000円程度は必要です。また、飼い始めにケージやクレートを揃えたり、一人暮らしならペットホテルやペットシッターさんの料金も必要になります。

自分以外にお世話を頼める人が確保できるのか?

こちらについても前述しましたので繰り返し説明しませんが、飼い主さん以外に、お世話を頼める人が確保できるかどうかは重要です。

「犬が飼える住環境か」「犬を飼う際にかかる費用が出せるか」「自分以外にお世話を頼める人が確保できるか」この3つが大きな条件です

一人暮らしでも、生後6ヶ月未満の子犬は飼えるの?

子犬
子犬から飼うと一緒にいられる時間も長く、かわいい時期も見られるので楽しいでしょう。ただあまりに小さいころから長時間留守番をさせるのは全くオススメできません!

もし生後6ヶ月未満の子犬を飼うのなら、以下の条件のうち最低でも1つに当てはまる必要があります。

・在宅でお仕事をされていて、日中もずっと子犬と一緒に過ごす
・子犬を職場に連れて行ける
・あなたの留守中に目を離さずお世話してくれる人がいる

もし上記の条件が1つも当てはまらないのに、一人暮らしで生後6ヶ月未満の子犬を飼うのは、動物虐待と批判されてもおかしくないと理解してください(汗)

特に、生後6ヶ月未満の子犬の場合は1日3~4回程度、食事を与えることがあります。
ミルクを飲む犬
さらに、体力や免疫力の低い子犬は突然体調を崩すこともあります。最悪の場合、あなたが家に帰ってきたら死んでいた‥という事もありえます。
死んでいた
例えば、生後3ヶ月の子犬は、人間で言えば4~5歳くらいです。こんな小さな子供を放置して、ひとりで何時間も留守番させませんよね?

また、子犬の頃からひとりで何時間も留守番させていると、精神的に不安定な犬になりやすいです。例えば、日中、ずっと吠え続けて近所から苦情がきたり、食糞したり、常にひどく怯えていたり。

そもそも、犬は群れで生きる動物です。長時間の単独行動は犬の習性に合いません。特に子犬の頃からの長時間の留守番はオススメできません。

老犬・シニア犬を飼っても問題ない?

フレンチブルドック・老犬
一人暮らしで高齢犬を飼うことは可能です。ただし、高齢犬の場合は介護の問題があります。飼い始めた時は健康で元気かもしれません。

しかし、人間と同じく、犬も高齢になれば認知症になったり、がんなどで介護が必要になることもあります。その時に対応できるでしょうか?

先述の子犬の場合と同じように、あなたが仕事で留守の時も、目を離さずお世話(介護)ができる人がいれば問題ありません。

多頭飼いすれば、留守番の寂しさがまぎれる?

カップル犬
「2匹以上の犬を多頭飼いすれば、留守番中の寂しさが紛れるのでは?」と思う方もいるようです。たしかに、これはその通りです。犬は群れで行動する動物ですから、2匹以上で一緒に飼えば、留守番中の寂しさが少しは紛れるでしょう。

ただし、これは2匹とも十分に散歩して運動ができていて、さらに躾・トレーニングが出来ていることが前提になります。散歩時間が短くて運動不足で、しかも基本的な躾ができていないのに、長時間の留守番‥。

こういう飼い方をしていれば、ストレスで問題行動がでて当然と言えます。しかも、それが2匹もいれば、問題行動も2倍になります(汗)
ケンカする犬
まずはしっかりと、一匹でしつけやトレーニングができてから、2匹目を飼うことを検討されてはいかがでしょうか?

一人暮らしだけど、里親になって保護犬を譲り受けたい

里親募集
「里親になって、少しでも悲惨な状況の犬猫を救ってあげたい」という、あなたの気持ちはとても素晴らしいものだと思います。

残念ですが、一人暮らしで犬の里親になるのは、ほぼ無理です。理由をご説明します。里親になろうとしたら、まずは犬猫を保護している自治体や動物愛護団体などに申請するのが一般的です。

しかし、譲渡元の団体に申請したときに「一人暮らしなので犬の飼育に関して適切なケアができない」と判断されてしまって、譲渡を拒否されてしまうからです。

本記事で説明したように、「ひとり暮らしでも、飼育のサポートができる人が近所にいれば」何の問題もなく飼えます。しかし、「ひとり暮らし」というだけで、「適切な飼育ができない」と自動的に判断されるので、申請内容も確認せずに却下されてしまいます。
却下
ですから、どうしても保護犬の里親になりたければ、自治体や動物愛護団体などではなく、ネットや知人などを頼って、個人から直接譲り受けるしかないでしょう。

犬が過ごしやすい環境にする

チワワとトイプー
犬を飼うことができそうなら、犬を迎える準備をしましょう。まずは、犬が過ごしやすい環境にしてください。

ケージとクレートの設置
ケージに入っている犬
直射日光やすき間風が当たらない、なるべく快適な場所に置いてあげましょう。長時間の留守番があるなら、なるべく広いケージが必要です。

ケージや柵をいくつか繋げて、その中で犬が自由に動けるようにした上で、ケージの中にクレートを入れてください。もしくは、室内フリー(放し飼い)が理想です。

ケージの繋げ方はこちらの動画が参考になります。大型犬なので、2つの大きなケージを繋げて、さらにそれらを柵で囲んで遊べるスペースも確保しています。大型犬でもこのくらいの広さなら、あまりストレスは感じないでしょう。

ただし、この動画ではクレートがありません。クレートの入口の扉を外していれておきます。クレートがあった方がわんちゃんは安心できます。

留守番(5時間の犬の行動)

設置のポイントは、「クレートを設置して犬を安心させる」「寝る場所(クレート)とトイレの場所はわける」になります。狼や犬は洞穴や大きな岩の隙間などの少し暗くて狭い場所を好んで巣穴にします。

クレートはそれらの少し暗い巣穴に環境がにているので、クレートがあった方が安心して過ごせます。

また、動画のように、トイレと寝る場所は分けた方が良いです。狼や犬は外敵や獲物に自分の巣穴の位置を悟られないように、巣穴(寝る場所)とは別の場所で排泄すると言われています。

それに、トイレトレーニングに失敗して、トイレシーツよりもはみ出してうんちやおしっこした時も、場所を分けた方が掃除もしやすいですし、衛生的です。さらにこの動画のように遊べるスペースも確保していれば問題ありません。
オシッコ
小さなケージ内に寝る場所(クレート)とトイレシーツを置いて、ずっとひとりで長時間留守番させる‥という状況は、ストレスで問題行動がでやすいので避けましょう。

(オススメ!)ケージとクレートの設置方法

まずは2つのケージを繋げて、その中に入口の扉を外したクレートをいれ、トイレと寝床(クレート)を分けます。

大型犬・中型犬なら、前述の動画のようにサークルや柵などでそれらを囲います。このくらいの遊ぶスペースがあれば、ストレスは少ないでしょう。
大型犬・中型犬

小型犬で運動量の少ない子なら、遊ぶスペースは無くても良いでしょう。
小型犬

給水器はペットボトルを差し込む、ケージに挟むタイプのものなら、留守中に水をこぼしてしまう心配はありません。

クレート
犬を飼うと、クレートに入れて出かけることもあります。万が一の病気や災害などに備えて、クレートも購入しておきましょう。

クレートを選ぶポイントは、わんちゃんが中で膝を伸ばして立ったときに、頭をかがめたら立てる程度の高さ。クレートの中で180度の方向転換ができる横幅が目安です。

大きすぎると安心できないですし、小さすぎるとストレスを感じます。ちょうど良い大きさを選んで下さい。

予めクレートに入っておとなしくするトレーニングをしておけば、来客時や車での移動でもストレスを感じずに、クレート内でおとなしくできるわんちゃんになりますよ。クレートに入るトレーニングはこちらの動画が参考になるので、ぜひご覧下さい。

パピーのクレートトレーニング

カーペットを敷く
フローリングは犬が滑って足腰を痛めます。床を滑らないようにしておきましょう。ペット用のマットは取り外して洗うことができて便利です。
カーペットの上の子犬
危険なものを取り除く
犬が誤飲・誤食しないように、細かいグッズなどは片づけておきます。

特に子犬の場合はなんでも口に入れてしまいます。電気コードやコンセントも、カバーをかけるなどしてかじられないようにしましょう。

留守中にかじって出火することもありえますから、十分に注意してください!
火事

一人暮らしのための犬用グッズを揃える

オートフィーダー(自動給餌器)
食べる犬
ひとり暮らしで犬を飼う場合は、自動給餌器を準備しておくことをオススメします。これは予定の時間になれば自動でエサがでてくる装置です。

残業で帰宅時間がいつもより遅くなりそうな場合なども対応できます。また、スマホのアプリで遠隔操作して餌を与える事ができるものもあります。
スマホで操作する女性
さらに、自動給餌器とWEBカメラ機能がセットになっていて、スマホで愛犬の様子がリアルタイムで確認できるものなど、高機能な製品もあります。

Amazonなどで「犬 自動給餌器」で検索してみてください。

WEBカメラ(ネットワークカメラ)
仕事中に「今、何をやっているのかな?」と気になった時などに便利です。室内にWEBカメラを設置しておけば、仕事中でも外出先からスマホで愛犬の様子をリアルタイムで確認できます。
スマホで操作する男性
安くて高機能の製品が発売されています。リアルタイムで確認するだけでなく、録画機能はもちろん、室内で何か物体が動いた時だけ録画する動体検知機能や、暗視撮影機能、スマホからマイクで呼びかける事ができる機能などもあります。

Amazonなどで「ネットワークカメラ」「WEBカメラ」「防犯カメラ」などで検索してみてください。

ラジオ・音楽
ラジオ
留守番中、音楽やラジオを流したりしておけば、ある程度は気が紛れます。特にラジオのトーク番組は人の話し声なので、効果があると言われています。

ラジオ自体は犬から見えない場所に置いておき、「姿は見えないけど、人の声がする」ような状態にします。

こうすると、犬にとっては、誰か人間がそばにいるのと同じような状態になるので、効果的だと言われています。

おやつ・コング・おもちゃ・知育玩具など
おもちゃで遊ぶパク
おもちゃや知育玩具を与えたり、コングを与えたりして、退屈にならない・寂しがらない工夫も必要です。

おやつは燻製などの少し固めで、噛み応えがあって、すぐに食べきれないものを与えてください。

コングの詰め方はこちらの動画を参考にしてください。硬いフードと柔らかいフードを交互に詰めることで、すぐに取り出せない、わんちゃんが飽きない工夫が必要です。

犬のオモチャ コングの詰め方

ただし、このようなコング、知育玩具、おやつなどは一時しのぎにしかなりません。いずれ飽きます。

ですから、根本的な対応としては、「しつけや留守番トレーニングができた状態」で、なおかつ「留守番前にしっかり散歩しておく」ことが大切です。

十分に散歩をさせずに運動不足で、しかも基本的な躾ができていないのに、長時間の留守番‥。こういう飼い方をしていれば、ストレスで問題行動がでて当然と言えます。
無駄吠えする犬

一人暮らしでも飼いやすい犬種、向いている犬は?性別は?

一人暮らしでは、在宅でお仕事をされている方を除いて、犬は飼い主さんが仕事に行っている間は留守番をすることになります。あまり寂しがり屋ではないほうが向いています。

また、長時間の毎日の散歩も現実的ではないので、多くの運動量を必要とする中型犬のボーダーコリーのような牧羊犬や柴犬より、小型犬が向いています。
ロングコートチワワ
一戸建ての方もいるかもしれませんが、一人暮らしならほとんどの方が賃貸のマンションやアパートになると思います。

よほど大きな部屋でない限り、シベリアンハスキー、バーニーズマウンテンドッグ、ゴールデンレトリバーなど大型犬は、ワンルームでの飼育は現実的には厳しいでしょう。
ゴールデンレトリバー
また集合住宅は、ビーグル、コーギー、ダックスフントなど、よく吠えるタイプの犬は避けたほうがいいでしょう。以上のことから考えてみると、一人暮らしに向いている犬種は次の通りです。

チワワ:運動量がそれほどいらず、小型犬なので飼いやすい犬種です。
トイプードル:頭がよく、物おぼえのよい犬種です。抜け毛が少ないので掃除も楽です。
フレンチブルドッグ:おとなしく頭のよい犬種です。ただ暑さには弱いので気を付けてあげましょう。
パグ:パグもおとなしく友好的です。パグも暑さには弱く、夏は注意が必要です。
ミックス:いわゆる雑種の子も、しつけがしやすく友好的で、しかも丈夫な犬がたくさんいます。

なお、人間と同じように犬にもそれぞれ個性があります。これらの犬種以外にも、一人暮らしに適応する犬がいるので、個別の犬の反応を重視してくださいね。

また、性別については、どちらかというと、メスのほうが飼い主さんに従順で飼いやすい子が多いでしょう。オスは、縄張り意識が強い傾向があります。

留守番のしつけ方

ケージに入るチワワ
犬が人と暮らすためには、しつけが欠かせません。飼い主さんのいうことをしっかり聞くようにしつけると、飼い主さんも犬も幸せに暮らすことができます。

ここでは特に、一人暮らしの方が注意するべきポイントだけに絞って解説します。「クレートトレーニング」は先述していますので、それを参考にしてくださいね。

トイレトレーニング
そそうした犬
ひとりで留守番させる前に、トイレトレーニングは必須です。これを怠ると、家に帰ってきたらケージ内がウンチまみれ・小便まみれ‥という事になりますよ(汗)

こちらの動画は生後3ヶ月の子犬のトイレトレーニングの解説をしています。参考にしてください。

3ヶ月までのトイレトレーニング

留守番トレーニング

クレートトレーニング、トイレトレーニングが出来たら、次は留守番トレーニングをします。これについては、こちらの3つの動画が分かりやすいですね。

犬のしつけ講座:お留守番のさせ方

お留守番のトレーニング

ワンコがお留守番上手になれる、 最新しつけ方法

※こちらの動画では、クレートにいれて練習をしていますが、長時間の留守番をずっと続けるような場合はクレートだけに閉じ込めるのはやめてください。

先述のとおり、ケージと柵である程度、動けるスペースを確保してください。その上で、少しづつ、留守番ができる時間を長くしていく形になります。

留守番する時間を徐々に長くする
しっぽをふる犬
動画にあったように、これから出かける前は、特別な挨拶はしないで静かに家の外にでます。帰ってきてからも挨拶はせずに、何事もなかったように静かに家に入ります。

もしくは、コングにおやつをいれて、おやつが簡単にとれないようにして、犬が夢中になっている間に出かけます。

最初は、家を出て20分程度留守番させて黙って戻ってくる、というのを繰り返しだんだん時間を長くしていきます。

ここで犬の吠える声がした時に戻ると、「吠えると飼い主は戻ってくる」と思ってしまうので、吠えている間は戻らないようにします。

留守番中の無駄吠えのしつけ
留守番中の無駄吠えは、すぐ対応ができないので困りものです。吠えるには必ず原因があります。むやみに叱らず、原因を突き止めながらしつける必要があります。

無駄吠え対処法

この動画でも解説がありましたが、留守中の無駄吠えの原因としてはやはり「ストレス」が大きいでしょう。特に、一人暮らしで犬を飼っていて、犬を長時間の留守番をさせていると「運動不足」になりがちです。

まずは出勤前(留守番の前)にしっかりと散歩させて、ストレスを軽減させてください。しかし、何をやっても留守中の無駄吠えがなおらない。近所の住人や不動産管理会社からも苦情がきている。このような場合は、やはり「長時間の留守番」をやめるしかないでしょう。
苦情
例えば、1週間に2日だけでも、日中はペットホテルや近所の信頼できる友人に預ける。これだけでもストレスは軽減されると思います。もしくは、ペットシッターさんに来てもらって、散歩に連れ出してもらうだけでもかなり効果があるでしょう。
散歩
どちらにせよ、留守中の無駄吠えがどうしてもなおらない場合は、長時間の留守番をやめるしかないと思います。

犬のしつけ教室に行く
しつけ教室
ご近所の動物病院やペットショップなどで犬のしつけ教室が開催されていると思います。留守番トレーニングに関しては、ぜひそのような教室に通う事も検討して下さい。

飼い始めにそのようなしつけ教室に行っておくと、案外、簡単に留守番ができるようになる事もありますよ。

(まとめ)一人暮らしでも犬は飼えるの?

いいね
それでは、ここまでの話をまとめます。

・ひとり暮らしでも犬を飼うことは可能。ただし、自分以外に世話をしてくれる人を確保する必要がある
・十分に散歩をさせずに運動不足で、しかも基本的な躾ができていないのに、長時間の留守番‥。こういう飼い方をしていれば、ストレスで問題行動がでて当然
・子犬や老犬を飼うことも可能。ただし、自分が留守中の時も目を離さず世話してくれる人が必要
・長時間の留守番は留守番トレーニングが必須。
・2つのケージを繋げてトイレとベットは分ける。柵で囲って遊べるスペースも確保する(室内で放し飼いが理想)
・長時間の留守番は、運動不足でストレスがたまり、問題行動がでやすい。散歩は欠かさずできるかぎり長くする
・犬の寿命は15歳程度。飼い始めると途中でやめることはできない

いかがでしょうか?同居している家族がいたとしても、犬猫などの生き物を飼うのは手間がかかって大変です。それを一人でお世話するのですから、本当に大変です(汗)

さらに、犬は飼い始めると途中でやめる事はできません。犬の寿命である15年ほどはずっとお世話する必要があります。

それでも、「大変なのは分かったけど、犬が好きでどうしても飼いたい!」という「覚悟」がある方にとっては、とても素晴らしい体験になります。ぜひ一人暮らしでも飼うことをオススメしますよ♪

※ひとり暮らしで犬を飼っていると、ペットホテルやペットシッターの利用が多くなると思います。ペットホテルとペットシッターのメリット/デメリットや選び方などの注意点を解説していますので、ぜひこちらの記事をご覧下さい↓

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