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愛犬がうんちを食べる!食糞の原因と2つの対策。効果があった体験を紹介します。

美味しい食事
「愛犬が自分のうんちを食べていた!」これって飼い主にとってはかなりのショックですよね。しかも、その口で飼い主さんのお顔をペロリ。思わず「ギャーッ!!!」って叫んでしまいます。

わんたす編集部のライターさんは、自分の愛犬が食糞をした時は、あまりのショックで犬を抱えて水道の水で犬の口を無理やり洗ったそうです(笑)

実は、愛犬の食糞で悩んでいる人は意外と多いんですよ。アニコム損害保険株式会社が実施した「愛犬のトイレのしつけに関するアンケート調査」によると、約3000人の犬の飼い主さんのうち、983人(26.9%)が食糞に悩んでいました。
犬の食糞(出典:愛犬のトイレのしつけに関するアンケート調査 https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2011/news_0111110.html)

犬は通常綺麗好きで、自分の寝床とは離れた場所で排泄しますし、散歩中などにうんちを踏むなどの行動はしません。では何故うんちを食べる犬がいるのでしょうか?

この記事では、犬が食糞する原因や理由、そしてわんたす編集部のライターさんが飼っている犬に対して実際にやって効果があった食糞対策について解説します。

結論を先に知りたい方は、下の「もくじ」の「まとめ」をクリックしてくださいね。

そもそも、食糞は犬にとって有害なの?

うんち
食糞症を学名ではコプロファジー(Coprophagia)と呼びます。食糞症には自分自身の糞を食べる場合草食動物の糞など他の動物の糞を食べる場合があります。実は、動物界では食糞は珍しい事ではなく、よくみられる光景です。

例えば、犬と同じくペットとして可愛がられているウサギも食糞します。しかも、食糞ができないと栄養障害を起こしてしまいます。自分の糞が重要な栄養源になっているそうです。(参考:知られざるウサギの秘密 なぜ糞を食べるのか https://style.nikkei.com/article/DGXNASDG1605H_W3A710C1000000?channel=DF210220171904&style=1)その他にも、コアラ、ネズミ、ブタなども食糞する事が知られています。

しかし、人間と一緒に生活しているペットの犬の食糞は危険です。犬が食糞する事によって、犬には無害・無症状でも、人間は人獣共通感染症や寄生虫にかかる恐れがあります。小さい子供や高齢者がいる家庭では特に注意が必要です。
寄生虫

犬が感染する寄生虫(一例)※全て人間にも感染します
(参考:おなかの虫ってどんな虫?その生態、種類について https://www.bayer-pet.jp/pet/library/parasite/onaka/onaka01.html)

食糞する理由は3つに大別できる

犬の食糞に関する研究は非常に限定的で、諸説ありますが原因は特定されていません。大別すると3つに分類できますが、どれかひとつだけが原因ではなく、複合的な理由だと思われます。しかし、本当のところは犬に聞くことはできないため、推測するしかありません。

ここでは、原因として考えられるものをいくつか列挙します。

行動学的な理由(先祖のオオカミの行動の名残)
狼
現在、最も注目されているのが、犬の先祖であるオオカミの行動の名残だという説です。「群れで生活する仲間の糞に寄生虫が含まれていると危険なので、糞をすぐに食べて寄生虫を消化して無力化する」というものです。

カルフォルニア大学のベンジャミン・ハート博士らは、「食糞する犬の82%が排便から2日以内の新鮮な糞を食べた」という調査データから、「糞の鮮度」がキーワードだと考えました。
(出典:The paradox of canine conspecific coprophagy. Veterinary Medicine and Science, Benjamin L. Hart Lynette A. Hart Abigail P. Thigpen Alisha Tran Melissa J. Bain, 12 January 2018

新鮮な糞を食べてしまう事で、オオカミは群れの中での寄生虫の感染拡大を阻止していました。これをそのまま犬も引き継いでいるのではないか?という仮説です。

例えば、犬の回虫は健康な犬の中では、感染していても症状が現れない場合がほとんどです。(参考:犬回虫 https://ja.wikipedia.org/wiki/犬回虫)しかし、妊娠後期の母親のホルモンで目覚め、さらに妊娠によって拒絶反応が低下している隙を見計らって、胎盤にから子犬に移行したり、さらには母乳から子犬へ直接移行します。

実際の犬回虫の写真。体長は9~18cm程度
犬回虫(出典:Wikipedia・犬回虫

成犬は感染しても問題なかったとしても、子犬は免疫力が不十分のため、回虫は消化管で成長して、卵を産み始めます。卵は子犬の糞便から排出され、湿った土壌などでは10~20日で感染力を持ちます。

しかし、この外に出た直後の回虫の卵は感染力がないため、健康な大人の犬がこれを食べてしまえば、消化されて無力化できるのです。(参考:回虫症 http://www.cpvma.com/eisei/kaityu.htm)

その他の原因として、「自分のうんちを食べてくれた母犬の真似」「うんちを掃除している飼い主の真似」「飼い主に叱られたくないから食べて隠してしまう」なども言われています。

医学的な理由(栄養の偏り)
獣医
消化器系の異常や未発達、ビタミンBやKの不足、膵臓の機能低下による消化酵素不足など、何らかの理由で栄養が偏った状態になり、それを補うために糞を食べようとしているのではないか?と言われています。

心理学的な理由(ストレスなど)
狭いケージ
人間でも強迫神経障害などの病気で食糞することがありますが、犬でも同様の可能性があると言われています。(参考:食糞について http://www.kounopet.com/%E9%A3%9F%E7%B3%9E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html)

「狭いケージで長時間ひとりで留守番していて、ストレス解消のために目の前にある自分の糞を食べている」「ケージ内を清潔に保ちたいので、糞を食べて処理している」なども言われています。

子犬の食糞

ミニチュアダックスの子犬
子犬の場合、環境を調べることは非常に大事で、人間の赤ちゃんと同じように、好奇心旺盛になんでも口に入れて確かめようとします。このこと自体は特に咎めるべきではありませんが、口に入れてよくないものは届かないところに置く、隠す、が生き物を育てる時の基本です。

食糞をする子犬の場合、まずは糞便検査をしてください。ブリーダーやペットショップなどで寄生虫に感染している場合には、寄生虫が子犬の成長のための栄養を奪ってしまうため、栄養不足になることがあります。

糞便検査の他にも、心臓など臓器に先天性疾患がないか調べるためにもレントゲン検査と超音波検査(エコー)もオススメします。

※まだ子犬に健康診断を受けさせていない方のために、費用や検査項目などの注意点を解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧下さい↓

犬の健康診断の費用はいくら?検査項目は?何歳から?実際に体験してきました。

また、ペットショップで1匹で隔離されてショーケースに入れられて販売されていると、売主の管理が不十分で糞便がいつまでも片付けられない事があります。

1匹で寂しく、さらに退屈しているなどの要因が重なると、食糞をする事があります。子犬は管理の行き届いた、その犬種をよく知っている優良なブリーダーから求める事をオススメします。

シニア犬・老犬の食糞

老犬ポメラニアン
今まで食糞しなかったのに、急にシニアになったらうんちを食べるようになったら、どのような原因が考えられるでしょうか?シニア犬の場合、一番に考えることは医学的な理由です。

シニア犬は若い頃に比べて消化吸収力が衰えてきているので、特定の栄養素が不足する事があります。下痢なども起こしやすく、そのぶん栄養素の摂取に問題があるかもしれません。

また甲状腺ホルモンなどの過剰分泌による代謝の亢進は、食欲増加に繋がります。もしくは認知症なども考えられます。シニア犬が急に食糞をするようになったら、まずは動物病院を受診しましょう!
獣医
そして特に問題がなければ、より消化吸収のよいドッグフードを選び、糞の中に栄養素が多く残らないようにしましょう。タンパク質をペプチドに分解してある易消化性ドッグフードや、人用の肉などを与えるとよいでしょう。

食糞をしやすい犬種はあるの?

チワワとトイプー
食糞をしやすい好発犬種というのはありません。しかし、人気の犬種は飼育頭数が多いので、それだけ食糞している犬も多くなるのではないでしょうか?

例えば、チワワ、ミニチュアダックス、トイプードル、柴犬、フレンチブルドッグなどは飼っている人も多いので、その分、確率的に食糞している犬も多いと思います。

食糞を治す方法は2つあります

犬の食糞を治す方法が大きく分けて2つあります。まず1つめの方法ですが、これは食糞が100%治ります。それが口輪です。しかし、この方法は全くオススメできません(汗)
犬の口輪_ミニチュアダックスフント
オススメしない理由は、口輪をするとご飯が食べられなくなるからです(口輪によっては水も飲めません)ですから、口輪は長時間の留守番には向いていません。また、口輪をすることで逆にストレスが増加して、口輪を外したらさらに食糞がひどくなる可能性もあるからです。

口輪をすれば確かに食糞は100%なくなりますが、食糞の根本原因は何も解決していません。問題を先送りしただけです。ですからオススメしません。

次の2つめの方法がオススメです。「飼い主さんが不在の時にわんちゃんの目の前にうんちが無い状態にする」です。物理的にウンチがないのですから、食糞できるわけがありませんね(^^
ウンチ禁止

飼い主さんがいる時にわんちゃんがウンコをしても、すぐに片付ける事ができますから問題ありません。しかし、誰もいない状態でうんちをした場合に問題がでるわけです。

ですから、「いかにして誰もいない時に犬にうんちをさせないか?」が重要なポイントになります。

これにより、冒頭でご説明した「行動学的な理由」「医学的な理由」「心理学的な理由」この3つの原因の全てに対処します。

それでは、どうすれば「飼い主さんがいない時に、犬の目の前にうんちが無い状態」にできるのでしょうか?その方法をご説明します。

住環境を整える(ストレスの軽減)

狭いケージ内でひとりで長時間の留守番をずっと続けていたりすると、ストレスから食糞などの問題行動がでやすくなります。まずは住環境を整えましょう。

特に、狭いケージに寝る場所とトイレをする場所が一緒になっていると、巣穴を清潔に保つために食糞しやすいと言われています。

ケージとクレートの設置方法
ケージに入っている犬
直射日光やすき間風が当たらない、なるべく快適な場所に置いてあげましょう。長時間の留守番があるなら、なるべく広いケージが必要です。

ケージや柵をいくつか繋げて、その中で犬が自由に動けるようにした上で、ケージの中にクレートを入れてください。もしくは、室内フリー(放し飼い)が理想です。

ケージの繋げ方はこちらの動画が参考になります。大型犬なので、2つの大きなケージを繋げて、さらにそれらを柵で囲んで遊べるスペースも確保しています。大型犬でもこのくらいの広さなら、あまりストレスは感じないでしょう。

ただし、この動画ではクレートがありません。クレートの入口の扉を外していれておきます。クレートがあった方がわんちゃんは安心できます。

留守番(5時間の犬の行動)

設置のポイントは、「クレートを設置して犬を安心させる」「寝る場所(クレート)とトイレの場所はわける」になります。狼や犬は洞穴や大きな岩の隙間などの少し暗くて狭い場所を好んで巣穴にします。

クレートはそれらの少し暗い巣穴に環境がにているので、クレートがあった方が安心して過ごせます。

また、動画のように、トイレと寝る場所は分けた方が良いです。狼や犬は外敵や獲物に自分の巣穴の位置を悟られないように、巣穴(寝る場所)とは別の場所で排泄すると言われています。

それに、トイレトレーニングに失敗して、トイレシーツよりもはみ出してうんちやおしっこした時も、場所を分けた方が掃除もしやすいですし、衛生的です。さらにこの動画のように遊べるスペースも確保していれば問題ありません。
オシッコ
小さなケージ内に寝る場所(クレート)とトイレシーツを置いて、ずっとひとりで長時間留守番させる‥という状況は、ストレスで食糞など問題行動がでやすいので避けましょう。

(オススメ!)ケージとクレートの設置方法

まずは2つのケージを繋げて、その中に入口の扉を外したクレートをいれ、トイレと寝床(クレート)を分けます。

前述の動画のようにサークルや柵などでそれらを囲います。このくらいの遊ぶスペースがあれば、ストレスは少ないでしょう。
大型犬・中型犬
給水器はペットボトルを差し込む、ケージに挟むタイプのものなら、留守中に水をこぼしてしまう心配はありません。

しっかりと散歩する(最低でも朝晩2回)
散歩する犬
意外と散歩が疎かになっている飼い主さんが多いようです。愛犬が食糞していたライターさんの場合も、ケージがやや狭くて、さらに散歩不足だったようです。これは食糞で悩んでいる時に、犬のしつけ教室に行って指摘されました。

運動すれば腸が動きますから、排便しやすくなります。また、しっかり散歩しておけばストレスも軽減されます。もし、どうしても仕事の都合で夜の散歩が行きにくい、夜の時間が遅くなる‥という場合は、ペットシッターさんに依頼してはいかがでしょうか?

週2日だけ、夕方に散歩に連れ出してもらうだけでも、わんちゃんのストレス解消になります。その散歩中に排便するようになるでしょう。

※ペットシッターさんの選び方や料金の相場などはこちらの記事をご覧下さい↓

犬の散歩・シッティング料金の相場や安全性は?心配な人向け体験談レポート

おやつ・コング・おもちゃ・知育玩具など
おもちゃで遊ぶパク
おもちゃや知育玩具を与えたり、コングを与えたりして、留守番中に退屈にならない・寂しがらない工夫も必要です。

おやつは燻製などの少し固めで、噛み応えがあって、すぐに食べきれないものを与えてください。

コングの詰め方はこちらの動画を参考にしてください。硬いフードと柔らかいフードを交互に詰めることで、すぐに取り出せない、わんちゃんが飽きない工夫が必要です。

犬のオモチャ コングの詰め方

ただし、このようなコング、知育玩具、おやつなどは一時しのぎにしかなりません。いずれ飽きます。

ですから、根本的な対応としては、「しつけや留守番トレーニングができた状態」で、なおかつ「留守番前にしっかり散歩しておく」ことが大切です。

十分に散歩させずに運動不足で、基本的な躾ができていないのに、長時間の留守番‥。こういう飼い方をしていれば、ストレスで食糞など問題行動がでて当然と言えます。

とにかくすぐに片付ける!

糞を片付ける
とにかく一番の対処法は、糞便をすぐに片付けることです。ウンチがなければ当然、食糞できません。周りの環境衛生上も、糞便はすぐに片付けてしまいましょう。犬だけではなく、あなたの赤ちゃんも口にする可能性がありますよ。

そして、トイレの場所は飼い主さんからすぐにみえる場所に設置してください。最初は犬を常に見張り、食糞しようとしたら名前を呼び、おやつを与えます。

根気よく躾けると、排泄したら美味しいおやつをもらえると学習して、自分から寄ってくるようになります。

食糞する犬に対しての呼び戻しトレーニングについては、こちらの動画が参考になります。

こちらの動画のように、うんちをした直後に、すぐに呼び戻して、さらにおやつを与えながら、少し高い声で大げさに褒めるのがポイントです。

飼い主にとって愛犬がうんちを食べている場面は非常に衝撃的です。その場面に出くわした時、大声で「キャー!」とか「あっ!」と叫んでしまうかもしれません。

犬にとって、その叫び声が自分へ向かられた何らかのアクションであると捉えられると、それが時にご褒美と考え、ますますうんちを食べる行動が助長されます。

あなたの叫び声が自分への注目ととらえ、ご褒美となってしまうことがあります。食糞をしても叫ぶのはもちろん、何もリアクションしないようにしましょう。

猫のトイレには侵入できないようにする
猫のトイレ
猫の糞便は犬には魅力的な匂いがすることがあり、時にそれを食べてしまうことがあります。犬は一度味をしめると何度でもやる傾向にありますから、最初が肝心です。

もし、猫も一緒に飼っている場合は、猫のトイレには絶対に侵入できないように、柵を設けるなどの工夫が必要です。健康な猫であれば、柵を超えるのは簡単ですが、大型犬でも飛んだ先に余裕のない狭い場所では、身の安全のため、70~80cmを越す柵はなかなか超えません。

さらに、助走をつけられない場所での柵はあまり飛び越えようとはしません(個体によりますが)。猫のトイレを柵で囲むのはとても良い案ですが、時に柵を壊してしまう犬もいますから注意してください。
犬と猫
犬が届かない高い場所に猫のトイレを設置するのが一番効果的ですが、砂が飛び散る、掃除が大変などの欠点があります。もし資金に余裕があるのであれば、全自動掃除機付き猫トイレをお勧めします。

猫が排泄したらすぐに全自動で掃除をしてくれて、ダストボックスに収納してくれます。この全自動掃除機付き猫トイレは、猫にとっても快適で、複数の猫を飼っている人には特に便利です。

また、1泊くらいの旅行でしたら、猫をホテルに預けるよりも、家で留守番させた方がストレスが少なく、トイレの掃除をしなくていいので便利です。ダストボックスの中身はビニール袋を1週間に1~2度捨てるだけです。

Amazonなどで「全自動 猫トイレ」などで検索してください。色々と商品が見つかりますよ。

排泄をコントロールする(生活パターンを変える)

犬の散歩
次に、飼い主さんがいる時に排便するようにコントロールします。無人の時に排便すると、わんちゃんの目の前にうんちがあるので、わんちゃんは食べる事ができます。

しかし、飼い主さんがいる時に排便すれば、すぐに飼い主さんが片付ける事ができるので、わんちゃんは食糞できませんね。

その為には、まずは運動や食事の時間帯や順番を変えて、飼い主さんがいる時に排便するように生活パターンを変えます。

例えば、今までは朝起きてからすぐにドックフードを食べさせて、それから散歩に行っていたなら、逆に朝の散歩に行ってから、ドックフードを与えてみる‥などです。

もしくは、散歩の時間をもう少し長くしたり、もしくはボール遊びなどで運動の強度をアップさせて疲れさせてみる‥という方法も良いでしょう。
子供と遊ぶ犬
色々なパターンを試して、なるべく誰か人がいる時に排便するように生活パターンを変えて下さい。

次に、排便コマンドのトレーニングをするのも良い方法です。よくある方法としては「ワン、ツー、ワン、ツー」などかけ声をかけて排便を促し、でたら大げさに褒めておやつを与えます。

排便コマンドのトレーニングはこちらの動画が参考になります。

犬の排便コマンド

この排便コマンドのトレーニングをしておけば、留守番前にうんちをさせてから飼い主さんがお出かけする事ができるので、食糞対策になります。

食事・ドックフードを変える

食べる犬
消化の良いドックフードを与えてウンチの量を減らす

ドックフードを変えるのも有効な方法になります。今よりもっと消化の良いフードに変えて、そもそもウンチの量を減らしてしまうわけです。

また、消化の悪いドックフードを与えていたことで、栄養素が消化吸収されずにうんちに残っていたので、それを美味しそうだと思って食べている可能性もあります。

特に、穀類(とうもろこしや小麦など)が主原料になっているような低品質な格安国産フードはオススメしません。犬は肉食動物で植物(穀類)の消化は苦手です。穀類に含まれるでん粉を消化する酵素(アミラーゼ)が少ないのです。
とうもろこし
特に子犬はまだ消化能力が未発達で、このような穀物の消化は特に苦手です。ですから、このように穀類が主原料になっているフードは、成犬はもちろんのこと、子犬に与えるのは避けるべきです。

主原料が肉になっていて、栄養バランスを考慮したドックフードを与えてください。老犬にはタンパク質をペプチドに分解してある易消化性ドッグフードもオススメです。

良質な肉が主原料の国産無添加フードをオススメします。しかし、国産無添加フードの問題点もありますので、こちらの記事もご覧下さい↓

「国産」「無添加」ドッグフードに注意!2つの問題点と危険な添加物とは?

栄養のバランスを考えたフードを与える
食べる犬
食事中の栄養の偏りなどがあると、栄養のバランスをとるために、何でも食べてしまい、食糞しやすくなると言われています。

もし、栄養の偏りが原因であるならば、食生活を見直す必要があります。特に手作りごはんを中心に与えている場合には十分な注意が必要です。

タンパク質・脂質・炭水化物などの3大栄養素のみならず、ビタミン・ミネラルなど微量元素の量にも気をつける必要があります。

ある調査では、市販の書籍やネットにある犬の手作り食レシピの75%が栄養不足という結果がでています。ですから、手作り食は栄養が偏りやすいわけです。

主原料が肉になっていて、栄養バランスを考慮したドックフードを与えてください。

※手作りレシピの危険性については、こちらの記事をご覧下さい↓

【調査結果】犬の手作りごはんレシピの75%以上が栄養不足!手作り食の危険性とは?

糞の味・匂い・柔らかさを変化させる(食糞防止剤・パイナップル・サプリなど)

医学的な有効性は立証されていませんが、民間療法としては、色々なフルーツや野菜などをドックフードにトッピングすることで、糞の味や匂いが変化して食糞防止になると言われています。

例えば、パイナップル、パパイア、メロン、ほうれん草などをトッピングすることで味や匂いに変化があると言われています。犬の食糞防止サプリもいくつか販売されていますが、これも理屈は同じでしょう。
パイナップル
また、ドックフードに食糞防止添加物を入れて、糞をやわらかくするのも一時的に効果があるようです。

パイナップルなどをトッピングする場合は、小型犬なら最初は1cm角程度の大きさを1つだけ入れて、徐々に増やして様子をみましょう。もしかしたら下痢する子もいるかもしれませんから、大量のフルーツを最初からトッピングするのはやめて下さい。

また、缶詰のパイナップルなど、加糖されているものはNGです。必ず生のフルーツを与えてください。

もう少し過激な方法としては、犬がうんちをしたら、唐辛子をうんちにかけて放置する方法などもありますが、全くオススメしません。
唐辛子
そもそも、唐辛子は犬にとって刺激が強すぎます。犬がなめても安全で、苦み成分が入った食糞防止スプレーなどが販売されています。それをうんちにかけて、「食糞をしても苦くてマズイ」と学習させるのもひとつの方法です。

Amazonなどで「犬 食糞 防止 スプレー」などで検索してみてください。ただし、このようなスプレーの効果は一時的です。スプレーした直後は苦みがありますが、商品によってはその効果がずっと続かない事があります。それを踏まえたうえで利用してくださいね。

それでも、どうしても食糞が治らない場合は?

犬のしつけ教室
犬のしつけ教室
犬のしつけ教室で専門家のアドバイスをもらうのもひとつの選択肢です。トイレトレーニングや排泄コマンド、ケージの設置場所や広さなど、自分では良いと思っていても、プロの目でみると実は間違っている事もあります。

自分以外の第3者(しつけの専門家)に現状をチェックしてもらってはいかがでしょうか?

内臓の病気?動物病院で診察を受ける
獣医
もしかすると、膵臓や肝臓などの内臓に何らかの障害が発生していて、それが原因で栄養不足になって、結果的に食糞している可能性もあります。早い段階で動物病院に行くことをオススメします。

(まとめ)犬の食糞に効果があった方法

それでは、ここまでの話をまとめますね

・犬の食糞は「行動学的な理由」「医学的な理由」「心理学的な理由」があり、原因はよくわかっていない
・最も有効な食糞対策は「犬の目の前にうんちが無い状態」にすること
・住環境を整える。特にケージの広さと散歩の回数・時間に注意
・2つのケージを繋げてトイレとベットは分ける。柵で囲って遊べるスペースも確保する(室内で放し飼いが理想)
・散歩させずに運動不足で、基本的な躾ができていないのに、長時間の留守番‥。こういう飼い方をしていれば、ストレスで食糞など問題行動がでて当然と考える
すぐに片付ける。呼び戻しトレーニング
・排泄をコントロール。排泄コマンド
・ドックフードを変える。栄養バランスと消化を重視する
・パイナップルなどの民間療法も試してみる
・どうしても治らない場合は内臓の疾患の可能性もあるので動物病院を受診する

実は、冒頭でご紹介したわんたす編集部のライターさんの愛犬は、上記のほぼ全てを実施して治したそうです。

まず、犬のしつけ教室に行って相談しました。そして色々とアドバイスをもらいながら試行錯誤したわけです。

まずケージが狭く、寝る場所とトイレの場所が一体化していたので、2つを繋げて広くしました。犬の留守番の時間が長かったので、近所に住む実家の母親に散歩に来てもらいました。

さらに排泄コマンドのトレーニングもやり、ドックフードも主原料が肉の無添加フードに変え、最後にパイナップルをトッピングしました。

そして、試行錯誤しはじめて6ヶ月くらいで完全に食糞をやめたそうです。同時に色々なことをやったので、何が効果があったのかは分からないそうです(笑)

犬の食糞の原因はよく分かっていませんし、そもそも何かひとつが原因ではなく、複合的なものだと思います。「行動学的な理由」「医学的な理由」「心理学的な理由」の3つの全てを順番に潰すしかないでしょう。

本記事が犬の食糞で悩む飼い主さんのお役に立てれば嬉しいです♪

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