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愛犬が食物アレルギー?皮膚が赤い原因は?実際にアレルギー検査に行ってきた!

アレルゲン特異的IgE検査
愛犬の目や口の周り、肛門の周りの皮膚が赤くなっていることに気付きました。また、お腹にもほんの少しですが、赤い湿疹のようなものが出ています。

しかも、犬が痒がっている様子が見られる、そうなるとまず思い浮かぶのはなにかの「アレルギー」ということではないでしょうか。
痒い犬
もしかしたらドッグフードや、おやつによる食物アレルギーかもしれないと心配になりますよね。大切な家族の一員である愛犬のためにできることは何か、また何をすればよいのでしょうか?

今回は、わんたす編集部の看板娘「ラッキー」ちゃんがアレルギー検査をしてきましたので、その体験レポートをもとにアレルギー検査や犬のアレルギーについて解説したいと思います。

結論を先に知りたい方は、下の「もくじ」の「まとめ」をクリックしてくださいね。

実際にアレルギー検査を受けるわんちゃんのプロフィール

ラッキーちゃん
名前:ラッキーちゃん
犬種:柴犬(黒柴)
性別:メス
年齢:4歳
過去にアレルギー検査をうけた事はありません。

こちらは、わんたす編集部の看板娘「ラッキー」ちゃんです。性格はみての通り人懐っこいので(笑)知らない人や知らない犬とも仲良くできます。知らない人にでも、お腹をみせて「遊んでくれ」と催促するような性格です(笑)

実は以前、右前足が円形脱毛したことがあります。ある日突然、しきりに右前足を気にしだして、舐め始めました。「あれ?どうしたのかな?」と思ったのですが、翌日には皮膚が赤くなって円形脱毛の状態になっていました。

しかし、病院に行って検査をして、薬を1週間ほど飲むとほぼ治りました。その経緯については、こちらの記事をご覧下さい↓

犬も円形脱毛症になるの?皮膚病?足・頭など部位別原因と治療体験レポート

そして今回、全く同じような症状が右後ろ足にもでました。前回と同じように、ある日突然、しきりに右後ろ足を気にしだして、舐め始めました。そして翌日には脱毛して皮膚が赤くなって円形脱毛になっていました。

これは前回の右前足と全く同じ症状です。写真がこちらです↓
柴犬

少し見にくいかもしれないので、右後ろ足のアップ写真がこちらです↓
柴犬

このように、前回と全く同じ症状がでました。そこで、これはもしかしたらアレルギーなのでは?と思って、動物病院に行ってきました。

それ、本当にアレルギー?間違いやすい皮膚炎など

疑問をもつ犬
犬が痒がる、赤みがある、円形脱毛などの症状がでる原因は様々なものがあり、必ずしも食物アレルギーといえません。

例えば、皮膚が赤くなったり脱毛したり、痒がるような症状としては、ニキビダニ症(アカラス)、真菌症(皮膚糸状菌症)、疥癬(かいせん)、表在性膿皮症、マラセチア性皮膚炎などもあります。

ですから、自分で勝手に判断せずにまずは動物病院で診察をうけて下さい。そして「何らかのアレルギーではないか?」という獣医師の判断があってから、アレルギー検査をしてくださいね。(参考:皮膚の検査 https://www.anicom-page.com/all_education_details?type=13&id=121)

こちらは表在性膿皮症とマラセチア性皮膚炎の症状の写真です。これらでも脱毛したり皮膚が赤くなったりしてよく似てますから、素人判断は危険です。

(マラセチア性皮膚炎の症状)
マラセチア性皮膚炎(出典:ゾエティス社・真菌性&酵母菌性皮膚炎 : マラセジア皮膚炎 https://www.excellenceindermatology.jp/malassezia-dermatitis.aspx)
(表在性膿皮症の症状)
表在性膿皮症(出典:犬の細菌性膿皮症 東京農工大学 岩崎利郎 http://www.mpagro.co.jp/members/ca_kiji/hifu3_201204.pdf)

どんな検査をするの?

試験管
犬のアレルギー性皮膚炎は、大きく分けて2つあります。「アトピー」と「食物アレルギー」です。どちらもアレルギーなのですが、そのメカニズムが違うので、治療法も違います。

<アレルギー性皮膚炎の種類>
アトピー‥部屋のほこりやダニ、花粉やカビの胞子など(環境アレルゲン)に反応して痒みなどがでるアレルギー性皮膚炎
食物アレルギー‥食べ物の成分(タンパク質)などに反応しておきるアレルギー
混合型‥アトピー+食物アレルギーの混合型の場合もあります

ですから、2つのどちらなのか?もしくは混合型なのか?を特定する事は重要です。ハウスダストなのか?食べ物なのか?反応する物質(アレルゲン)が違えば、治療方針が全く変わってくるからです。

治療の流れ
1、アレルギー性皮膚炎以外の検査(まずは寄生虫や細菌などを疑う
2、アレルギーの疑いがあれば血液検査(アレルギー検査)
3、食物アレルギーなら除去食試験(アレルギーをおこさないフードを与えて様子を見る)、アトピーなら減感作療法、ステロイド治療など

‥となります。獣医さんの方針や、病状によるので多少異なることもありますが、一般的には全身の診察や、飼い主さんへの問診、皮膚・被毛の検査などで、まずは寄生虫や細菌などが疑われます。
健診
例えば「スタンプ検査」といって、犬の皮膚の病変部位にスライドグラスをこすりつけ、さらに染色をして細菌など微生物の有無を確認する検査を行ったり、被毛を顕微鏡で観察する「被毛検査」などを行ったりします。

「皮膚そうは検査」という皮膚の一部を削り取って、顕微鏡で観察する検査も行うことがあります。この検査では、犬の皮膚や毛穴の中の寄生虫を見つけ出すことができます。
顕微鏡
まずはこのような検査をしてから、特に問題が無いようであれば、いよいよアレルギーを疑うことになります。そして血液検査(アレルギー検査)をします。

(参考:皮膚の検査 https://www.anicom-page.com/all_education_details?type=23&id=121)(参考:アトピー性皮膚炎 https://www.anicom-page.com/all_education_details?type=24&id=127)

アレルギー検査(血液検査)の種類

アレルゲン特異的IgE検査‥部屋のほこりやダニ、花粉やカビの胞子など(環境アレルゲン)を調べる
リンパ球反応検査(主要食)‥鶏肉やトウモロコシなど犬がよく食べるものに対する反応を調べる
リンパ球反応検査(除去食)‥羊肉、ジャガイモなどに対する反応を調べる

アレルギー検査は大別して2種類あります。「アレルゲン特異的IgE検査」と「リンパ球反応検査」です。検査会社によってはリンパ球反応検査をさらに2つに分けているので3種類になる事もあるようです。

IgE検査はダニや花粉などの環境アレルゲンを主に検査するものです。
杉花粉
次にリンパ球反応検査として、主要食(鶏肉やトウモロコシなど犬が日常的によく食べているもの)だけを検査する場合。
とうもろこし
さらに除去食(羊肉、ジャガイモなどあまり食べていないもの)まで検査する場合があります。
じゃがいも
どこまでやるのか?は獣医師の判断にもよりますが、「IgE検査」と「リンパ球反応検査(主要食)」の2つをオススメされる事が多いと思います。

アレルギー検査の2つの問題点

【問題点1】アレルギー検査を実施している会社によって違う結果がでる事が多々ある
【問題点2】鶏肉などに陽性反応がでたとしても、それが痒みの直接の原因とは限らない
【結論】アレルギー検査の結果はあくまでも参考値(素人判断は危険。獣医師と相談)

問題点1:アレルギー検査を実施している会社によって違う結果がでる事が多々ある
医師
アレルギー検査は動物病院内で実施せず、通常は検査を専門に行っている会社に依頼します。

しかし、このアレルギー検査(血液検査)がくせ者で、同じ犬から採血しても、会社が違えば検査結果が違うことが多々あります。こちらの東京農工大学の調査資料によると‥

犬におけるアレルゲン検査
本研究の目的は血清中の抗原特異的IgEを検査会社3社で調査し,それを皮内反応試験と比較して,各検査方法の特徴を明らかにすることである。

3社の結果を総合すると,感度は40.9%,特異度は74.1%,一致率は65.0%となった。各社の検査結果が皮内試験との相関を示したのは一社のみ(p=0.0022)であった。
(出典:犬におけるアレルゲン検査 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjvd/9/1/9_1_1/_pdf)

ダニのアレルギーがある犬10匹を、皮内反応試験(アレルギー検査では最も信頼性があると言われているが、検査の難易度が高いので通常はやらない)の結果と、血液検査の結果(3社)とを比べました。

しかし、検査結果は3社ともそれほど一致しておらず(一致率65%)、最も信頼性が高い皮内反応試験とよく似た結果になったのは1社だけだった‥という事です。

問題点2:鶏肉などに陽性反応がでても、それが痒みの原因とは限らない
医師
例えば、アレルギー検査をして、鶏肉やノミに陽性反応がでたとしても、それが痒みの直接的な原因かどうかは、また別の話なのです。

つまり、鶏肉に陽性反応がでたとしても、だからといって鶏肉を食べて「痒み」として症状がでるとは限らないという事です。(出典:いろいろなアレルギー検査 http://animal-clinic.info/vetdog_disease_atopy1_4.html)

ですから、アレルギー検査をして、鶏肉や牛肉、ノミや花粉などに陽性反応がでたとしても、素人判断せずに獣医師と相談して今後の治療方針を決めて下さいね。

よく利用されているアレルギー検査会社

多くの動物病院では、犬猫などのアレルギー検査では、こちらのような会社に依頼します。

富士フイルムモノリス株式会社富士フイルムモノリス株式会社

スペクトラムラボジャポン株式会社スペクトラムラボジャポン株式会社

免疫反応は大きく4種類のタイプに分けられ、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型とあります。今までは、動物のアレルギーの原因はⅠ型(ダニやハウスダストや花粉など)のアレルギーであると考えられており、多くの動物関係の検査機関では、Ⅰ型アレルギーについて検査していました。

前述の2つの会社も検査内容はIgEを利用したものになっており、これはⅠ型アレルギーについての検査になります。

しかし、近年研究が進む中で、動物のアレルギーにはⅠ型だけでなくリンパ球が反応するⅣ型アレルギー(食物アレルギー)も関与していることが分かりました。

そして、いち早くⅣ型アレルギーの検査をできるようにしたのが、新しく参入したこちらの動物アレルギー検査株式会社になります。

動物アレルギー検査株式会社動物アレルギー検査株式会社

この会社の検査方法は業界的にも大きなインパクトを与え、今や国内約6000ヶ所の動物病院が同社が提供する検査を診断に使用し、検査件数は年間約3万件を超え、スタッフ17人で年商4億4000万円まで成長したそうです。(出典:ペットがアレルギーを発症? 検査拡大の理由 http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/011201093/?P=4)

右肩上がり
犬猫など小動物を診る動物病院は全国で11,839ヶ所あり、そのうち約6000ヶ所で導入されているそうなので、あなたのかかりつけの動物病院でもこの会社の検査を採用している可能性は高いと思います。(出典:農林水産省・飼育動物診療施設の開設届出状況 http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/animal/)

ただし、前述したように、アレルギー検査には2つの問題点がありますので、どの会社のアレルギー検査であったとしても、参考値として考えた方が良いと思います。検査結果がでたら、まずは獣医師と相談して今後の治療方針を考えてくださいね。

アレルギーになりやすい犬種はあるの?

ミニチュアダックスフント
柴犬、ビーグル、プードル、チワワ、フレンチブルドッグ、シーズー、ダックスフンド、コーギー、ミニチュアシュナウザー、シェットランドシープドッグ、ヨークシャーテリア、ボストン・テリア、ゴールデンレトリバーなどが好発犬種(なりやすい犬種)と言われています。

比較的若いときに症状があらわれるのも特徴で、アトピー性皮膚炎については、78%が3歳までに発症していると報告されています。

(参考:犬のアトピー性皮膚炎の発症年齢と臨床症状 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jve/16/2/16_126/_pdf)(参考:Favrot, C. et al. : A prospective study on the clinical features of chronic canine atopic dermatitis and its diagnosis.Vet. Dermatol., 21, 23⊖30, 2010.)(参考:一動物病院における犬のアレルギー皮膚炎の発生状況 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjvd/11/4/11_4_199/_pdf)

動物病院へ行ってきました!いよいよ診察&採血

動物病院
それでは、ラッキーちゃんの治療体験レポートの続きです。早速、いつものかかりつけの動物病院へ行ってきました。こちらの病院は子犬の頃からお世話になっている病院で、ラッキーちゃんにとっては行きなれた場所です。

ラッキーちゃんは動物病院を怖がることはありません。むしろ、色々な犬や人に会えるので病院に行くのは大好きだそうです。

動物病院の待合室で、自分の診察の番がくるのを、今か今かと待ち構えています(笑)
動物病院・待合室

そして、1時間ほど待ってようやく診察室に呼ばれました。先日の右前足の円形脱毛と同じ症状が、右後ろ足にもでた事を担当の獣医師に細かく伝えしました。

「アレルギーの可能性もある」という獣医師の判断もあり、今回は血液検査(アレルギー検査)もする事にしました。

こちらは採血中のラッキーちゃん。おやつに夢中で注射器の針を刺しても特に問題ありませんでした(笑)
アレルギー検査・採血

薬の処方と会計(今回の費用は?)

血液検査(アレルギー検査)の結果がでるのは1~2週間後になります。ですから、この日は薬をもらって会計をして終了です。

前回と同じく、まずは薬で様子を見ることになりました。前回も薬で症状は治まっています。

今回も痒みを抑える薬を1週間飲んで、様子をみる事になりました。2種類の薬を処方されました。

まずはラリキシン。細菌の繁殖を抑える抗生物質ですね。(参考:大正富山医薬品株式会社 ラリキシン錠250mg
http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n=8606)

ラリキシン

次はプレドニゾロン。合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤です。炎症やアレルギー症状を改善する効果があります。(参考:ファイザー株式会社 プレドニゾロン錠5「ホエイ」 http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=39109)
プレドニゾロン

そして、今回の料金ですが‥

料金
・診察料‥1,000円
・アレルゲン特異的IgE検査(動物アレルギー検査)‥10,000円
・リンパ球反応検査‥15,600円
・7日分(薬)‥2,000円
・合計(税込み)‥30,888円
・保険負担額‥-10,000円
【請求額】20,888円

請求額は20,888円(税込み)となりました。ペット保険(動物保険)の50%負担コース(1日上限10,000円)に加入しているので、この負担額で済んでいます。

なお、リンパ球反応検査については、主要食アレルゲン(鶏肉やトウモロコシなど日常的によく食べられているもの)だけの検査になります。羊肉、ジャガイモなどのいわゆる除去食アレルゲンは受けませんでした。

今回のような円形脱毛が頻繁におこるようなら、除去食アレルゲンについても検査を受けて、本格にアレルギー対策をするつもりです。もし、除去食アレルゲンについても検査する場合はさらに追加で1万円ほど費用がかかります。

アレルギー検査の料金の相場はいくら?保険は適用されるの?

・アレルギー検査(血液検査)の料金の相場はおおよそ2~5万円くらい
・アレルギー検査は原則としてペット保険適用外。ただし、獣医師の診断でアレルギーの疑いがあれば保険適用される

アレルギー検査(血液検査)の料金ですが、今回のラッキーちゃんのようにIgE検査とリンパ球反応検査をやれば、2~5万円くらいのようです。

しかし、どの会社に検査を依頼するのか?さらに今回のラッキーちゃんのように、主要食だけにするのか、それとも除去食まで調べるのか?など細かい選択肢で金額は変わってきます。

料金については、検査を受ける前に獣医師に相談する事をオススメします。
お金
このアレルギー検査ですが、残念ながら保険適用外であることが多いです。というのも、多くのペット保険は病気が発見された際の診察や治療に対して保険適用としていますが、予防であるワクチン接種やノミ・ダニ予防薬や健康診断などの費用について保険適用外としているからです。

実際にあなたがどのような保健に加入しているかにもよりますが、健康な犬には保険適用外であると念頭に入れておいたほうが良いでしょう。

ただし、今回のラッキーちゃんのように、アレルギーだと疑われるような症状(脱毛、痒み、下痢など)があって、さらに獣医師が「アレルギーの疑いがある」と判断した上で検査をした場合は、保険適用になります。

例えば、今は何も症状がなくて健康だけど、柴犬(好発犬種)だからとりあえずアレルギー検査をしたい!という場合は保険は適用されません。注意してください。
×

ところで、脱毛は治ったの?

病院で指示された通り、朝と夜に抗生物質、夜はステロイドも飲み、1週間ほど経過しました。すると、今回は薬を飲み始めてすぐに右後ろ足を舐めるのをやめました。

そして徐々に皮膚の赤みも無くなっていき、円形脱毛の面積も小さくなってきました。今回はすぐに薬が効きましたね♪

薬を飲み始めて10日ほど経過した画像がこちらです。左が病院に行く前、右が薬を飲み始めて10日後くらいです。
治療前後

見ての通り、毛が全て生え揃って脱毛はなくなりました。右後ろ足を舐めることも無くなりました。今回はすぐに治りました♪

検査結果は?

いいね!
採血してから10日ほどで検査結果がでましたので、病院に行ってきました。結論からいうと、ラッキーちゃんは全ての項目で陰性で特に問題はありませんでした。

また、右後ろ足の脱毛(ハゲ)と皮膚の赤みも完全に治っているので、今回は何もせず、このまま様子をみる事になりました(^o^)

獣医師からは、サイエンスダイエットなどのアレルギーに反応しにくいドックフードをオススメされました。しかし、円形脱毛が完全に治っていますので、それは断りました。

なお、検査結果ではいくつか気になる点もありました。この記事の読者の方の参考になると思いますので、詳しく解説します。

ちなみに、今回の検査は前述の動物アレルギー検査株式会社が実施しています。

【検査結果】アレルゲン特異的IgE検査(環境アレルゲン)

※結果は全て陰性(99 ng/ml以下)でした。
アレルゲン特異的IgE検査

【節足動物】
ダニ
ヤケヒョウヒダニ 19 ng/ml
コナヒョウヒダニ 11 ng/ml
ノミ 0 ng/ml
蚊 9 ng/ml
ゴキブリ 0 ng/ml

【雑草】
タンポポ
ヨモギ 31 ng/ml
オオブタクサ 15 ng/ml
アキノキリンソウ 0 ng/ml
タンポポ 0 ng/ml
フランスギク 5 ng/ml

【牧草】
牧草
カモガヤ 1 ng/ml
ハルガヤ 0 ng/ml
オオアワガエリ 0 ng/ml
ホソムギ 2 ng/ml
ギョウギシバ 0 ng/ml

【樹木】
杉
ニホンスギ 0 ng/ml
シラカンバ 10 ng/ml
ハンノキ 39 ng/ml

【カビ】
カビ
アスペルギルス 0 ng/ml
アルテリナリア 14 ng/ml
クラドスポリウム 0 ng/ml
ペニシリウム 0 ng/ml

このアレルゲン特異的IgE検査では、特に注意するべき点などはなく、問題ありませんでした。つまり、ダニや花粉などでは反応していないという事です。

【検査結果】アレルゲン特異的IgE検査(食物アレルゲン)

※結果は全て陰性(99 ng/ml以下)でした。
アレルゲン特異的IgE検査(食物アレルゲン)

【主要食物アレルゲン】
鶏
牛肉 0 ng/ml
豚肉 0 ng/ml
鶏肉 4 ng/ml
卵白 0 ng/ml
卵黄 0 ng/ml
牛乳 13 ng/ml
小麦 0 ng/ml
大豆 0 ng/ml
トウモロコシ 0 ng/ml

【除去食アレルゲン】
羊
羊肉 1 ng/ml
七面鳥 8 ng/ml
アヒル 3 ng/ml
サケ 3 ng/ml
タラ 0 ng/ml
ナマズ 5 ng/ml
シシャモ 0 ng/ml
ジャガイモ 21 ng/ml
米 0 ng/ml

このIgEを利用した食物アレルゲンの検査は精度が低く、あまり参考になりません。食物アレルゲンの検査は次のリンパ球反応検査の方が精度が高いです。これは担当の獣医師からも同じ説明を受けました。

I型の環境アレルゲンについてはIgE検査、Ⅳ型の食物アレルゲンについてはリンパ球反応検査の方が精度が高いという事です。

【検査結果】リンパ球反応検査(主要食物アレルゲン)

※結果は全て陰性(1.2%未満)でした。
リンパ球反応検査(主要食アレルゲン)

【主要食物アレルゲン】
鶏
牛肉 0.9%
豚肉 0.9%
鶏肉 1.0%
卵白 0.7%
卵黄 0.5%
牛乳 0.3%
小麦 0.0%
大豆 0.9%
トウモロコシ 0.3%

IgEを利用した検査の場合は食物アレルゲンの検査の精度が低かったのですが、リンパ球を利用した検査ができるようになったことで、精度がアップしました。

この検査結果としては1.2%以下なら陰性と定義されています。しかし、獣医師から言われたのですが「0.4%以上ならば、何らかの反応をしていると思った方が良い」という事でした。

そうなると、ラッキーちゃんの場合は、牛肉、豚肉、鶏肉、卵白、卵黄、大豆は0.4%以上となっています。
豚
ですから、今は激しい痒みが出ていなくても、例えば2年後に再度アレルギー検査をしてみると、これらの値がさらにアップしたり、または近い将来、痒みが再発して脱毛する可能性もあるという事でした。

そこで、アレルギー反応がでないと言われている原材料で作ったドックフードを食べさせて、様子をみてはどうかと言われました。しかし、右後ろ足の痒みや脱毛が完全に治っているので今回は断りました。

【検査結果】リンパ球反応検査(除去食アレルゲン)

※今回は検査を受けていませんので、不明です。
リンパ球反応検査(除去食アレルゲン)

【除去食アレルゲン】
羊
羊肉 -%
七面鳥 -%
アヒル -%
サケ -%
タラ -%
ナマズ -%
シシャモ -%
ジャガイモ -%
米 -%

前述のように、リンパ球反応検査の除去食アレルゲンについては受けていません。ですから全くわかりません(汗)しかし、ちょっと気になるので、念のために検査を受けようかと思っています(^^;

(まとめ)アレルギー検査の体験レポート

それでは、今回の内容をまとめますね。

・痒みや皮膚の赤み、脱毛があってもアレルギー性皮膚炎とは限らない。素人判断せずに、まずは動物病院に行く
・アレルギー検査(血液検査)は「アレルゲン特異的IgE検査」「リンパ球反応検査」の2種類ある
・アレルギー検査(血液検査)の結果はあくまでも参考値。結果が検査会社で違うこともある。また陽性反応がでても、それが痒みの原因とも限らない。
・検査費用はおおよそ2~5万円くらい。検査会社や検査項目によって違う
・検査は原則としてはペット保険(動物保険)の適用外。しかし、皮膚の赤みなど何らかの症状があって、獣医師がアレルギーの疑いがあると診断したら保険適用される

ラッキーちゃんの検査結果の内容をまとめると、

・右後ろ足の痒み・皮膚の赤み・脱毛があった。これで2回目(前回は右前足)
・前回と同じく、皮膚の炎症を抑える薬などを処方された
・アレルギー検査(血液検査)も受けた
・10日後くらいに、右後ろ足の脱毛や皮膚の赤みは完全に治った
・アレルギー検査の結果は、全て陰性で問題なし。
・ただし、リンパ球反応検査(主要食物アレルゲン)では、陰性ではあるものの、多くの項目で0.4%以上と反応があった。
・脱毛や痒みは治っているので、まずはこのまま様子をみる

‥となりました。

結果的には、痒みや脱毛は治って、しかもアレルギー検査も全て陰性だったので、ひと安心です(^^;しかし、リンパ球反応検査では0.4%以上の項目が多数あり気になります。

柴犬はアレルギー性皮膚炎の好発犬種と言われていますし、今後とも注意が必要です。しかし、アレルギー検査をすることで、ラッキーちゃんの状況が把握できたので検査して良かったなと感じています。
いいね!
愛犬に「アレルギーかな?」と気になる症状があれば、ぜひアレルギー検査を受けてみてください。ただし、この検査結果はあくまでも参考値として考えた方が良いと思います。

素人判断せずに、今後の治療方針については獣医師と相談して決めましょう。わんちゃんは体の調子が悪くても言葉でしゃべって伝える事はできません。

わんちゃんの健康を守れるのは飼い主のあなただけです!しっかりと調べてくださいね。

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